2011年7月6日 漁業代表者集会で志位委員長あいさつ
「100000年後の安全」
『未来のみなさんへ
ここは21世紀に処分された
放射性廃棄物の埋蔵場所です』
未来の人類へ語りかける形のナレーションで進行するこの映画は、
現在フィンランドで建設中の使用済み核燃料の最終処理施設のドキュメントです。
10万年後の人類にこの「隠された場所」=オンカロの意味が、危険性が伝えられるかというのが、
監督マイケル・マドセンが発する質問、
そして「完全に忘れ去られるようにしなくてはならない」(標識など作らない、隠す)という意見と、
「忘れないということを忘れないように伝えていくべき」(文字のみでなく絵の表示などで未来の人類に示し、代々言い伝えて)とに分かれていく。
結論は出ない。
未来に残す負の遺産の前に、静かな語り口(理性的な怒り、か)。
昨日福山まで来て見ました。観客3人。
★☆タイトル「100000万年後の安全」は誤り、「100000年後の安全」に訂正しました。yonago2
さん、ありがとうございました。
原発ゼロへー7.2緊急行動
東京・明治公園で開かれた、
原発ゼロへ7.2緊急行動に参加してきました。
10時台から集まる人々はメイン集会の始まるまえから各テントで熱く交流し、
次々集まる人々は公園の周りの歩道にもはみ出しました。
集会後の行進で、
「原発はいらない!」「放射能はいらない!」のフレーズを、
参加者たちは沿道の人々に呼びかけるように訴え、
賑やかに原宿の沿道をいく若者も行進をみつめ返しました。
★写真は上から①放射能について語り合う新婦人のテント②志位共産党委員長の話しを聞く聴衆、③会場外へ溢れた人々④代々木までの行進
原発再稼動要請の撤回を求める
2011年6月23日 志位委員長が会見
C2配備の説明会in崎津
美保基地に防衛庁が配備を計画している
C2という大型輸送機につての説明会がありました。
もう古くなって廃機するC1ジェット機の代わりに
新しく開発し試験運転に入っているC2を、
25~27年度の間に2機配備するというものです。
私たち日本共産党は反対です。
美保基地は2年前から米軍の使用する基地となっており、
滑走路も延長して、積載量も航続距離も4倍のC2を、
国際的な働きを拡大するためのC2を配備することは
アメリカのやってる戦争に、今も物資を輸送するという形で加担させられている日本の
さらなるアメリカへの軍事協力を拡大することに繋がるのではないかと考えられるからです。
「アメリカのいうとおりに軍事協力を拡大するのだろう。物資を戦場に運ばないと約束できるのか。」
という会場からの声に、同じ会場からの声で、
「今日の説明は騒音のことだけだがな」という声もでましたが、
「答えられんわな。それが答えだ。」という声もあり、
ちょっと、ざわめきました。
「騒音の問題をいくら基地対策委員会で言ってもなんの返答もないではないか。」
「エンジン整備の轟音は腹に堪える。」とか、
「いくらC2が静音性を高めていると言っても、データが出せないではないか。
大きくなって静かになるとは信じられん。音のデータ示してからもう一度説明会を開け。」
この声もあり、「今岐阜基地で試験を繰り返しているC2を見に行っていただく、または、
C2を美保基地に飛来させることを検討します。」と防衛庁の説明者。
発言しなくても熱心にメモをとっている人などもありありました。
50~60名程の参加でした。
Google検索 >> c2 輸送機
3.11から3カ月
11日は東日本大震災からちょうど3カ月。
日本共産党は全国一斉に、救援募金や「原発ゼロへの署名」の行動をしました。
急遽決めたために少人数の取り組みとなりましたが、
それでも立ち止まって署名をして下さる方は多く手応えあり。
「電力の供給が心配」と言われた方に、
「そこらじゅうにある自動販売機の使う電力が原発3基分、
コンビニなどの24時間営業はやめて0時までとかして、
一番多く電力を消費している大企業には、
今安心のため始めた会社も増えている自家発電してもらって・・・」
などと話すと「わかりやすい」と署名に応じてもらえました。
行動しつつ、対話しつつ、世論づくりを。
★えるもーる街の私です。向こうに岡村市議が署名を受けているのが見える。
明日から6月議会です
あすから6月議会が始まります。
私たち日本共産党米子市議団の3人は3人とも、一般質問3日目。
私が14番でおそらく午前の最後か午後1、岡村さんが15番、
16番に野坂道明議員が入って、17番が松本松子さんです。
質問内容は、私が原発、国民健康保険、生活保護。
松本さんは保育園民営化、市営住宅、介護保険、住宅リホーム助成制度。
岡村さんが、美保基地のC2配備、防災問題、学校教育(就学援助、中学校給食、新指導要領)です。
多数傍聴にお出かけ下さい。
来てみると議会のこと、どんな市長で、どんな役所かよくわかる、これが3月議会傍聴者の感想でした。
★写真は樹木葬・正福寺の、もっこう薔薇
憲法違反の橋下府政
「君が代」起立強制条例を3日夜に強行可決した大阪府議会は、
続けて「府議会定数削減条例」を強行成立させました。
まともな審議もせずに数で押し切るそのやり方は、きわめて非民主的です。
恥じることもなくやってのけるのが、恥ずかしい。
日本の人権意識はこうまで薄いのかと。同時代に生きている者として。
「大阪のこと」ではすみません。
先生の思想・良心の自由がない学校で、どうして自分の頭と心で考える子どもが育つでしょう。
私は昨年地域の小・中学校の卒業式、入学式に招かれ、
「君が代」斉唱で座ったところ、今年はお招きがありませんでした。
卒業式をかき乱すつもりはないのです。
「失礼ではないですか」とご忠告を下さった方もありました。
しかし天皇を讃え、主権在民と相いれない「君が代」を、
「天皇の赤子として天皇のために死ぬ」という思想を教えた「君が代」を、
私の国歌とは考えられない。強制されるのは困ります。
子どもたちには自分で考え選ぶ力を育ててほしい。
対岸の火事などではありません。
ボランティアより政治を変えてくれ
今日は党内の会議があって、
そこで東日本大震災の復興ボランティアから帰ったふたりの話を聞いた。
「東日本の話は話せば長くなるが・・・」と話し始めた人は、
「共産党にはボランティアに来るより政治を変えてほしい」と現地の人に頼まれたと言われた。
昨日の管首相の不信任案をめぐる民主党の茶番劇を、
「そんなことをしている場合じゃない。党利党略しかないのか。」と厳しい顔をしてTVを見ていた被災地の人々。
またもうひとりボランティアの若い人は、
「鳥取市庁舎新築やめて数十億円浮いても、それくらいじゃ東日本の復興は出来ない」という市長を批判。
「東日本復興のためには、それぞれが自分の持ち場で最善をつくすこと。税金を使うのに少しの無駄も許さないこと。」
「やっぱり自分の地元から政治をかえなくてはいけないのだと思った。」
東日本大震災の後の政治が変わることを切実に求める新しい情勢というものを、
このふたりの発言の中に見た。
6月議会日程
6月議会日程を掲載します。