豪雪、地域産業は危機 鳥取・島根両党県委 政府に支援要請
2011年1月21日(金)「しんぶん赤旗」>> 豪雪、地域産業は危機 鳥取・島根両党県委 政府に支援要請
年末年始の豪雪によって、漁船の沈没やビニールハウス倒壊など甚大な農林漁業被害を受けた鳥取、島根両県の日本共産党県委員会は20日、農林水産省、国土交通省、総務省、内閣府に対し「地域の基幹産業が危機にひんしている。強力な支援を」と要請しました。山下芳生参院議員、紙智子参院議員、仁比聡平前参院議員が同席しました。 >> 記事
豪雪、地域産業は危機 鳥取・島根両党県委 政府に支援要請
2011年1月21日(金)「しんぶん赤旗」>> 豪雪、地域産業は危機 鳥取・島根両党県委 政府に支援要請
年末年始の豪雪によって、漁船の沈没やビニールハウス倒壊など甚大な農林漁業被害を受けた鳥取、島根両県の日本共産党県委員会は20日、農林水産省、国土交通省、総務省、内閣府に対し「地域の基幹産業が危機にひんしている。強力な支援を」と要請しました。山下芳生参院議員、紙智子参院議員、仁比聡平前参院議員が同席しました。 >> 記事
日本共産党米子市議団発行の「明るい米子」(12月議会報告)ができました。
今日は除雪の行き届かない歩道の問題で、
陰田町の国道9号線沿いの歩道を見に行きました。
現地は国道9号の中でも道幅狭く、交通量の多いところです。
雪で片側一車線しか開かないこの車道を、
歩道を閉ざされて人が歩かざるを得なかったかと思うと恐ろしい。
そして歩道に国道から撥ね上げられた雪で、
家の出入り口を閉ざされたひとり暮らしの高齢者の方。
見かねて雪を開けた隣人から何とか考えてほしい、という訴えです。
合わせて、通学路になってる歩道が一部雪掻きされず、歩道にはみ出して歩いていると。
国土交通省交通情報プラザに住民の方とともに話しに行きました。
国土交通省に業務を委託されているというプラザの方は、
羽合の国土交通省事務所に伝えておくと、
ここですぐに、どうすると申し上げられなくてすみませんが、とすまなそうに。
午後はまた、雪害の実態と、必要な対策を知るために、
岩永県書記長と農産物加工業者などを訪ねました。
幸いその業者さんには、被害というほどのものはなかったとのこと。
その時に停電の長かったその地域の、折れた電柱をパチパチ写す岩永さん。
そこで私も。実はそのあたりは、うちの畑です。
16日に平井県知事が、雪害復旧支援をすると表明。
転覆した船、倒壊したハウスなど、保険の利かない自己負担となる部分の1/3を県が保障するなどです。
これを踏まえ、野坂米子市長も、県と同様に支援すると今日18日表明しました。
国にも支援を求めたい。
激甚災害の基準など、国の制度の見直しや、弾力的な運用は出来ないのか。
今後の災害対策、国、県、市の連携が必要といわれている除雪の問題などについて、
各省庁はどう見ているのか。
20日には議員団で各省庁に聞き取りに行きます。
「2011.県議選勝利!春をよぶつどい」を開きました。
日本共産党米子市委員会・後援会の主催でした。
昨日から降り続く雪の中、往きも帰りも大変な状況なのに、
70人を超える集まりに、ほっと。
みんなこの間のとんでもないゲリラ豪雪に比べ、何とかなるさ、と思ったのかな。
しかし、帰り道の状況は酷く(吹雪いて前が見えない)、
みんなが無事に帰りつくことを願いました。
県議候補の錦織陽子さんの決意表明、そして小村勝洋件委員長の情勢報告と聞いて、
今度の雪害における、日本共産党の役割発揮について、
地方議員から国会議員まで連携して、
現地に入り、話を聞き、必要な政策を求めていくその動き。
そして悪政の防波堤となるべき自治体が、冷たく容赦ない政策をとるとき、
ただ一人立ち向かい、住民が生きていける政策を求めていく共産党。
県議選の必勝を、改めて決意した出発のつどいでした。
新春らしい美しい調べのフルート演奏。夫婦ふたりのグループのフォークソング。
そして福引も。
話しはかわりますが、今日兵庫県佐用町に住む妹夫婦は、
神戸の「阪神淡路大震災16年メモリアル」に参加したとメールが来ました。
昨年8月の佐用町の水害の被災地報告をするということで。
震災はちょっと壊れ方が大きいけれど、天災を酷くしているのは人間の仕業。
そして、水害、雪害など気候変動に起因するものは、
大本に人間のやってきた自然を破壊する大開発があります。
災害が繰り返し起る酷い世界にするのか、
温暖化に足止めをする政策に本気で転換するのか。
さあ、どっちだ?!と迫られている気がします。
★写真は上がフォークソングのふたりと参加者(左隅に司会の私もいます。)右は足川晴雄後援会長と候補者錦織陽子さん。
昨日13日は夕方6時を回る、長い臨時議会となりました。
22年度米子市一般会計の補正第4回で、
雪害対策の3事業(雪害ー主に倒木処理、ゴミ収集、そして除雪)に1億800万円。
これには国の特別交付税を求めると市長。
そして補正第5回で、国の臨時交付金「きめ細かな交付金」、「住民生活に光をそそぐ交付金」、
そしてその他の国庫支出金、県支出金などを使って、
公立保育所や仲良し学級のエアコン、小中学校の扇風機設置、児童福祉施設や公民館のAED設置、
DV被害者への支援、そして後藤ヶ丘中学校の旧体育館の取り壊し、尚徳中学校の大規模改修、
そして子宮頸がんなど3ワクチンの接種などなど、約15億2千万円。
合わせて約16億3千万円の補正予算を採択して終了しました。
9月、12月議会で日本共産党市議団が一般質問で求めた、
学校、保育園などのエアコン、扇風機設置、また子宮頸がんワクチン接種などが入っており、
雪害対策は切実です。この補正予算には市議団も賛成の立場をとりました。
雪害については、まだこれまでの除雪、倒木処理の概算分の計上しかされていません。
予算委員会では、日本共産党米子市議団を代表して私、そしてあと3つの会派の3人が質疑に立ちました。
この雪害で除雪が全く間に合わなかったこと、これからの除雪対策、
そしてこれから明らかになる農業、漁業の被害に対し、これからどう取り組むのかが問われました。
私は今年の10月頃の次の秋冬ネギのシーズンまで、まともな収入の見込めない白ネギ農家を例にとり、
価格や所得の保障、ハウス再建などに無利子に近い低利の融資、
そして国、県、市と重ねた保障で、農家や漁民を守れと、強くもとめました。
昨日1月11日付「しんぶん赤旗」によると、日本医師会など医療関係団体から、
TPPは医療に重大な影響を及ぼすと懸念される、といいう声が上がっています。
混合診療の全面解禁により、公的医療保険の給付範囲が縮小する、
社会保障は後退し、お金によって命にも格差が出来る、といいます。
それは、まるでアメリカ映画「シッコ」の世界。
オバマ大統領が改革したいというアメリカの医療制度を、
ヨーロッパ各国の医療無料化の国々と比較したドキュメンタリー映画です。
農業のことだけではない、と思っていました。
しかし、新自由主義の経済は、やはり社会保障を崩すのです。
詳しくご覧になりたい方、こちらをご覧下さい。
2011年1月11日(火)「しんぶん赤旗」>> TPPは医療に重大影響 日本医師会が懸念 市場化進め「命」に格差
★写真は伊豆・熱海地方の「とんど」赤いダルマが付けられています。(昨年1月撮影)
明後日1月13日は臨時議会です。
雪害対策等の補正予算を審議します。
子宮頸がん等3ワクチン接種や、
なかよし学級、保育所のクーラー、小中学校の扇風機設置の予算も
計上されています。
私は、十分な雪害対策、今回の被害についての保障や、今後の雪対策を含め、
市のみならず、県や国の対策・支援を求め、質疑にたちます。
★写真は弓浜半島国道431沿いの松林の一部。夜見から境港までこんな様子で続いています。
この風除林の再生を求めたい。
弓浜半島の特産で、米子市のキャラクター、ヨネギーズのもと、
浜の白ネギが雪害で大変。
今日は、岩永尚之党県書記長とともに、地元のネギ農家、ニンジン農家や、
農協の営農センター、そして青果会社を訪ね、被害の状況を聞いた。
秋冬ネギいま最盛期で、
夏の酷暑のあおりで生育が1ヵ月遅れて、さあこれからというこの時期に災禍に会った。
春ネギ、夏ネギに比べても出荷量が多く、収入も見込めるはずの、
この秋冬ネギの葉が雪で折れ、出荷できても規格外で大きく値が落ちるのは大きな痛手。
また6月出荷の夏ネギの育苗ハウスも雪で潰れたりしており、
10月くらいまで収入が途絶えそうな農家もあるらしい。
また弓浜部と境港でビニールハウス70件が被害を受けた。
痛んで価格が下がり収入が減ったネギの保障、ハウスなどの再整備への低(出来れば無)利子の融資など、
もう一度農家が頑張る元気の出る支援がほしい。
ニンジンはまだ掘り起こしもかなわず、被害状況がまだ分からないとのこと。
規格外れでも仕方ない、出荷すると、昨日から作業を再開されていたH青果で、
葉が折れ、規格(3枚の葉のついたネギを58㎝に切る)外ばかりが多いという
その規格外を写させてもらう。味に変わりはないんだけれどな。
2011年1月10日(月)「しんぶん赤旗」>> 局地激甚災害の指定 土木施設 基準緩和へ 昨年発生した災害から適用
内閣府は9日までに、豪雨や大雪などで被害を受けた市町村が行う災害復旧工事に対し国の補助率をかさ上げする局地激甚災害の指定基準を緩和する方針を明らかにしました。 >> 記事
日本共産党の参議院議員で、災害対策特別委員の山下よしきさんが、
この度の雪害の調査、関係者との懇談で、
1月7日の朝、米子空港に降り立ち、
境港で転覆した漁船の視察、漁業者との懇談、境港市長との懇談ののち、
431沿いの松林の被害を視察、米子市内に入って、
角博明米子市副市長と懇談、野坂市長とも接見し、
JA鳥取西部の谷本晴美専務と懇談されました。
短時間に重たい雪が降り積もる「ゲリラ豪雪」に対し、
「除雪の能力が全く追いつかない」と開口一番、角副市長。
「除雪の手段を市として保有することも考えている。」
「過去50年間に50センチを超える積雪があったという今の国の除雪の助成の基準では、米子や境港は合わない。」
「基準がすぐに変えられなくても、弾力的な運用で、国の支援を求めたい。」
また、「これから明らかになる、農業被害や漁船の転覆などにも、米子市としても融資など考えているが、
国の支援もお願いしたい。」など、要望が出されました。
農協・谷本専務との懇談を終え鳥取県庁へとJRで移動されるまで、岩永涛県書記長と、
岡村えいじ、松本松子、そして私の3市議が懇談に同行しました。
山下よしき参議院議員のホームページは、つぎのところです。