エルモール街で、今日のお昼、
「国民健康保険料を引き上げないで下さい」の署名を呼びかけ、
短時間に77筆が集まりました。
「国保です」と、差し出すとチラシも受け取ってくれる人が多く、
関心の高さを感じました。
これから3月議会までの短い間ですが、
米子市の国保をこれ以上負担の重いものにしないよう、
誰もが安心して医療を受けられるよう頑張ります。
エルモール街で、今日のお昼、
「国民健康保険料を引き上げないで下さい」の署名を呼びかけ、
短時間に77筆が集まりました。
「国保です」と、差し出すとチラシも受け取ってくれる人が多く、
関心の高さを感じました。
これから3月議会までの短い間ですが、
米子市の国保をこれ以上負担の重いものにしないよう、
誰もが安心して医療を受けられるよう頑張ります。
視察に行って来ました。
千葉県野田市で全国最初につくられた「公契約条例」。
管財課課長さんから導入のいきさつ、実際の公契約の例、などお話いただき、
その後、野田の共産党の市議団長さんからもお話も聞きました。
公契約はまだ始まったばかりですが、
業務委託の清掃の人の賃金の引き上げが、
市の臨時職員の賃金を引き上げ、
そして地域全体の賃金の引き上げにも繋がっているようだ、ということで、
ワーキングプアをなくすことに力を発揮しつつあることが分かりました。
市長の英断の背景に、長い間の共産党市議団の提案や、運動のあることも。
野田市では「まめバス」というコミュ二ティバスが6路線、乗り継いでも100円で走っていました。
小金井市の「雨水浸透ます」。視察が全国から殺到しています。
「小金井」という名のもとの湧水の枯渇の危機、そしてゲリラ豪雨の際の洪水、
なにより下水と雨水合流の下水道のシステム上、
下水処理に税金がかかり過ぎるということから始まった「雨水処理」ですが、
湧水は枯れなくなったものの、湧水の流れ込む「野川」という川は干上がることもあり、
一市だけの問題ではない、また「浸透ます」だけでは「水」や「環境」の問題は解決しない、
田んぼや畑、森林をまもることが肝心なんだと、
下水道課の「雨博士」倉さんは、熱を込めて語られました。
視察に行くと頑張る人に出会って、元気を貰います。
★写真上から「雨水浸透ます」 多孔型という8列に水はけ孔の並ぶもの。
2、3枚目は、「雨博士」倉さんから説明を聞く市議団。 4枚目、帰り道に街の至るところで見た雨水ます。
最後は、水を入れての実験。あっという間に吸い込まれていって、ますがいっぱいになることはありません。
この浸透の速さには関東ローム層という間隙の多い地層が味方しています。
今日はいよいよ、現県議で、2期目当選を期す、
錦織陽子候補の事務所開きでした。
事務所前の道路にまで人の溢れる賑やかな出発になりました。
ご近所の方、「超党派で、向こう三軒両隣の力で、錦織さんを押します。」と激励の言葉、
また境港の松尾市議は、
「雪害の正月、3日間続けて境に入り調査、また困ったことは?と、被災者に聞いて歩いてくれた。
『米子からようこそ、境の県議ふたりはちっとも来ないのに』と、被災者は喜んでくれた。
県議の議席を失わないように境から私たちも頑張る。」と激励。
最後の乾杯の音頭は、博労町4丁目の自治会長清水さんが、
「博四の私たちも後ろから陽子さんを押し上げる」と力を込めて。
これから4月1日の告示、4月10日投票まで、
まっしぐらの闘いですね。
★写真上から、①決意表明の錦織陽子候補、②市議団も頑張ると決意表明し花束贈呈する岡村英治市議団長、③乾杯の声高らかに。
私は司会を務めました。
上記タイトルで署名運動を始めます。
米子市国民健康保険運営審議会は、2月3日、
23年度より国保料率を10%引き上げるという答申を米子市長に提出しました。
これを受け米子市は引き上げの条例案を3月議会に上程する予定です。
米子の国保加入世帯は22,000、その1/4の5500世帯に滞納があります。
年金生活者、失業者、不安定雇用の労働者、中小零細企業、農業など、
収入の少ない加入者に、国が国庫負担を引き下げた結果、高い料率がかぶさっています。
今度の引き上げは、所得割、人等割、平等割を引き上げるもので、
結果として実質11%以上の引き上げになる世帯もあります。
加入世帯の半分は年収200万円以下で、
税金や国保料を払えば生活保護基準を下回る生計費となります。
そこから医療費や家賃を払う訳ですが、
生活保護であれば医療費はかからず、家賃もいりません。
滞納が進み、医療から切り捨てられる人を増やします。
国保はすべての人に医療を保障する社会保障です。
その国保が人の命と健康を奪う制度となってはなりません。
署名や国保を考える運動に力を集中します。
★国保問題は、このblogの前項、志位和夫委員長の国会質問もご覧下さい。
2011年2月2日 衆院予算委員会 志位委員長が質問 日本航空、TPP、国保
昨日の午後は、鳥取県革新懇によるシンポジウム、
「TPPと地域くらしを考える」が開かれました。
基調講演は鳥取大学教授の小林一氏。
TPPが昨年急浮上して来た背景、GATTやWTO、FTAやEPA(TPPはこのひとつの種類)などの国家間経済協定の特徴。
そして内閣官房の資料により、アジア太平洋の経済的枠組みをアメリカとともに主導権を持ちたい日本政府の意図。
などなど話されましたが、経済協定については、私はやや不消化でした。
もっと世界経済や基礎経済学を学ぶ必要を感じました。
そして第2部は、小林教授のコーディネートで、
岩美町町長・榎本武利氏・・・集落営農もしているがこれ以上の規模の拡大は出来ない。高齢者が祖先から預かった土地を荒らさないと頑張っているのが今の農業。県内の会社も成長出来なくなる。都市部への流出が進む。強い力を持つ経済界にマスコミが加担している。これを打ち破ることがあれば頑張りたい。
鳥取県生活共同組合連合会専務理事・西尾勝実氏・・・生協連ははっきり反対ではなく、学習するという立場。総理が開国、開国と6月までに決めるといっているが、拙速に進めるのには反対。共同組合の共済や医療の国民皆保険が、市場原理で民間保険に変わるということも起る。共同組合はよりよい社会をつくる。地域を活性化すること、重大問題には積極的に係る。
大山乳業農業協同組合代表理事組合長・幅田信一郎氏・・・オーストラリアとのFTAはわが国の畜産に影響が大きい。畜産は生産調整が困難、一度減らすとすぐには戻せない。仔牛から育てて2年かかる。政府の試算によると、県内の酪農は半減、乳製品は全滅する。
JA鳥取県中央会専務理事・前坂英雄氏・・・革新懇の理念は私たちの理念とそう変わらない。昨年11月JAは今を「大転換期」と見て三つの目標を立てた。①安心安全な食料ー農業再生②地域再生③若者に引き継ぐための組織改革。(いま世界は)過度の市場原理が格差を広げ、1億9千万人の飢えている人を生んでいる。来年は国際共同組合年、格差の是正、農地を守り、農村環境を守る。
フロアから、労組、医療生協などからの発言も相次ぎ、
熱気にあふれ、連携してこの国の在り方を考えて行こうという思いを強くしたした。
元市議・県議で、民主商工会や医療生協の発足に力を尽くされた、
日本共産党の大先輩、江原勝さんをしのぶ会が開かれました。
葬儀は昨年11月、たくさんの知人、親類縁者が参列し行われたのでしたが、
今日は活動をともにした仲間が、党の内外から集まり、
しばし江原勝という大きな存在を偲びました。
駅前区画整理での大きな闘い、数か月に3万枚のチラシを作って配ったとききました。
(「ように痩せたがな」と本人が言われたそうです。)
青春時代を江原さんの「福ちゃん食堂」で過ごし、
今も活動を続けている人々などから、エピソードの数々。
人間ダンプと言われた豪放な性格、言葉はきついが、後のケアもした人間味、
よく人の繋がりなどを記憶していて生きてる戸籍謄本のようだったという話しに、
ああそうだったのか、と納得。
遅れて年を取ってから活動始めた私には、江原さんは大きな遠い人でした。
しかし選挙や集会で何度か出会ったときには、必ず声を掛けていただいた。
まるで旧知の仲のように親しい口調で、そして本当に私がどこの誰か分かってるんです。
そうか、戸籍謄本か、と納得。
人に対して無関心でいられない人だったんですね。
改めてご冥福をお祈りします。
写真の2番目、トップで思い出語る南さん。その後ろは勝さんの次男さんです。
「勝つっあんにそっくりになった!」という声が上がっていました。
今日は、会派「よなご会議」の出前会議。
民営化第1号として検討されている「さくら保育園」の地元、
永江、尚徳、五千石の公民館で、
民営化について地元の住民の意見を聞くからと、
お誘いがあったので、松本松子議員とともに参加した。
この雪のなかで、寒い日だったが、どこでも住民の方の6名程度の参加があった。
雪害対策や国保料の引き上げの動きについての報告も、
「よなご会議」が用意されていたので、
「なぜこんなに除雪が遅れたのか、過ぎたことはいっても仕方ないが、これからの災害対策しっかりしてくれ」
「除雪は先進地に視察など、学んではどうか」
また国保料の引き上げは、
「どうしてこんな事態になったのか。国保高いのにまだ値上げは困るんだけど」
などなど、疑問や注文がつぎつぎ出された。
とくに夕方の五千石では、保育所の民営化について意見が集中し、
「民営化して公の保育にたいする責任果たせるのか。」
「保育園に行ってみると人手不足。正職少なく、パート、臨時さんが多い。走り回って必死の保育をしておられる。民間では研修にもなかなか、出かけられないと聞く。意欲あっても専門職として成長できない。」
「よくよく保育についてどうしたら良くなるのか検討がされた結果ならまだ分かるが、先に民営化ありきにしか思えない。」
「市の財政では老朽化した施設の改修もままならない。人件費を削って、保育環境の充実などに充てたい、と米子市は言ってるが、それなら築間もない新しい園舎の「さくら」や「大和」を民営化し、市民の税金をつぎ込んだ土地は無料貸与、建物は無料贈与するなど理解できない。」
「新しい施設でないと受け手がないから、つまりは何が何でも民営化でしかないのではないか。」
「就学まえの子どもの育ちを保障してほしい。これほど大切な仕事はないのではないか。」
私は雪害対策では、国に対しても激甚災害の指定など、被害を受けた農業・漁業者が、再び仕事をする意欲を出せる支援を求めてきたことなど報告。
国保料の引き上げや、保育所民営化については、たくさんの市民の声が上がることが大切、
「よなご会議」とは意見の違うこともあるが、公会堂問題では調査など協力して頑張ったこと。
市民の皆さんの願いに応えること、
問題意識を共有できるところでは、協力していきます。一緒に頑張りましょうと呼びかけた。
俳句仲間であり、共産党員としての大先輩のCさんが逝かれ、
今日はお別れの会でした。
私は新俳句人連盟を代表し、お別れの言葉を述べました。
心は青年のように若々しい方でした。
Cさんの絶句
柿若葉いま人の世の絵馬を見る
新俳句人連盟鳥取支部の仲間の追悼句
新年を歩くことなく別れかな (賢太郎)
清(すが)し人の明日は満月雪雲の上 (英明)
志の冬芽ふくらむ茜空 (をさむ)
雪雲を跳ねて畏兄の昇天す (よし枝)
20日、日帰りで東京へ。往きの飛行機では羽田に降りるまで富士山がよく見えました。
国土交通省、総務省、内閣府、農水省へ、この度の雪害に対しどのような支援があるのか、
激甚災害の認定をし、生業の道を断たれそうな小さな農家、漁師を守ってほしいと、
要望と聞き取りにいきました。
個人所有のハウスや船への支援を躊躇する答弁に、
支援なしでは農業・漁業が衰退するのだから、
個人のものとはいえ、「十分公共性、公益性があるでしょう」と、
仁比總平前参議院議員が口添えされるシーンもありました。
東京は晴れて暖かく、
あの「重たい雪」を解ってもらうのって難しいと感じました。
しかし、直後から現場を歩いて調査し、要望を重ねる、
日本共産党の地方議員から国会議員まで連携した動きが、
松本龍防災担当大臣の「1962年にできた激甚の要件でいいのか、精査したい」
という発言に繋がっています。
県や市が、国に先駆け支援を打ち出したことにも繋がっていると思います。
あきらめず、ねばり強い取り組みをしていきます。
このblog前日の欄の、「しんぶん赤旗」の記事もご覧下さい。