石橋 よしえ のすべての投稿
島根原発3号機訴訟の第12回口頭弁論の傍聴しました
今日は傍聴者43人、うち原告が37人だったようです。地元島根鳥取在住が多数ですが、おひとりは「やっと気ました!」と埼玉から来られていました。
なかなか進まない訴訟に、「こっちの資金切れを狙っているのではないか」の声。それはどうかとしても、原告側が強く押して行かなければ進まないようです。
★ 写真はお昼に持参のおにぎりを食べた大海崎堤防からみた中海の本庄水域。
![2016_0926_120312-img_7370](http://jcpy.sakura.ne.jp/i/wp-content/uploads/2016/09/2016_0926_120312-IMG_7370-300x225.jpg)
鳥取・島根は大地震の起きる率が熊本よりも高い!?
松江市で、立石雅昭新潟大学名誉教授の講演「島根原発の耐震安全性の検証」に参加しました。(原発ゼロの会島根、日本共産党島根県議団、鳥取県議団、松江市議団の招きです。)
この2月島根県議団・松江市議団が地質学からみた活断層の講演会に先生をお呼びして以来、3度も島根に足を運んで頂き、地層や地層の隆起した年代を示す化石の実地調査もして頂いてます。先生が来られなくても地元グループでした化石調査のこと、8月7日のblogをお読みください。
その3回島根に足を運ばれた半年位の間に、熊本地震を契機にして、地震についての情報が相次いで出たこと。
①島崎前規制委員会委員が電力事業者や規制委員会の基準値新銅は過小評価だと発表。
②地震の長期評価を行ってる地震調査研究推進本部も過小評価と指摘(8月30日毎日新聞)=地震調査研究推進本部は熊本地震より以前に、九州中部で地震の起る確率の高さ(2013年発表、M6.8以上の地震の発生確立16~27%)を発表しており、それなのに対策がなんら取られていないことに驚き、この指摘らしいです。
③NHKスペシャルの巨大災害地震列島(4月3日)。西日本マイクロプレートの境界は断層帯で、鳥取・島根の海岸線近くを北側の1本が走っている。そのあたり境にプレートのずれる方向が反対向きに変わるようだということ。
そして、この地震調査研究推進本部が今年7月に発表した中国地方の地震長期評価では北部地域(鳥取県と島根の大部分が入る)でのM5以上の地震の度数(1923年~2015年)が40%と、今後も巨大地震の起こる確率の高いことに驚きました。
中国電力や規制委員会の調査・審査は杜撰。住民団体で「断層活動研究サブグループ」をつくり、恒常的に調査活動してデータを集めることが必要と、そして原発の再稼働問題のみならず、地震対策としても重要だと、立石先生は結ばれました。
住民の調査活動は何をすること?という問いには、「隆起した地層、波食窪(ノッチ)や波食棚(ベンチ)を探すこと」と言われました。
新空中給油機KC-46A「ペガサス」を美保基地に配備の計画
突然(防衛関係はいつも突然ですが)、新空中給油機を美保基地に配備する計画が浮上しました。日本共産党の西部地区委員会、鳥取県議団、米子市委員会、境港市委員会が防衛省美保出張所に中止の申し入れをし、私も参加しました。
空中給油機は飛んでいる戦闘機、輸送機などに空中で給油し、基地まで帰らなくても活動が続けられるようにするものです。
現在は小牧基地に4機が配備されています。今開発している新型の機種は、小牧のものと給油システムが違い、オスプレイや米軍戦闘機、そして美保基地に既に配備が決められているC2輸送機にも給油が可能となります。新機種は3機、美保基地に配備される予定で、全国で2ヶ所目の配備という計画です。
C2輸送機の航続距離は6,000キロを超えていますが、この給油機は9,400キロ、両者の組み合わせで地球の裏側での活動が可能です。
アベ政権のもとで、集団的自衛権の行使容認の閣議決定がされ、安保法制で自衛隊が戦闘地域への派兵される現実も迫る今、この新空中給油機が美保基地に配備されることの意味は重く、とても危険です。配備を中止させるために頑張りましょう。
なお、地元米子市や境港市民にはこの配備計画の説明会が行われる予定(必ずと求めました)です。
Kさん、さようなら。
日本共産党のお仲間で人生の先輩、Kさんが亡くなりました。87歳でした。
Kさんは後援会員のときから熱心に活動され、選挙になると党員以上に支持拡大などに取り組まれました。「なんて話そうかなあ・・・と悩みながら、でも毎晩電話に向かっています。」と、奥さまが話されたことがあり、訥々とした話しぶりのKさんの様子が目にみえるようでした。
およそ10年前にKさんは病気で倒れられ、ベッドの上の生活になりました。外出も車椅子で短時間、介助の要ることになりました。
そのKさんに「人生の最終盤を、党員として生きて頂けませんか。」と訴えて入党していただき、党の仲間はとても勇気づけられました。
「あんなあ、石橋さん・・・」と優しい声音で話しかけられることも、もうないのかと思うと、とても淋しいです。どんなに支えられていたことでしょうか。
Kさん、ありがとうございます。ずっと忘れません。
★写真はうちのキーウィ。夏の始めから実がついて育ってきました。もう5㎝ほどになりましたが、11月までまだまだ育ちきるのを待ちます。
小規模保育施設を見学
8月16日、「鳥取の保育を考える会」の石井由加利会長ほか4名で、米子市内の小規模保育施設4ヶ所の見学をさせていただきました。
小規模保育施設は、昨年4月の保育の新制度の導入にともない、急速に増えている施設です。これまでの認可保育所に比べ、施設や職員配置などの基準が緩和されています。その実際や運営されている側のお困りの点などを伺い、良い保育をともにつくろうという思いで訪ねました。
米子市の小規模施設は全てがA 型(職員は保育士の有資格者が条件)ということになっていますが、今年度から職員の不足でB型に移行した事業所もあります。(この日伺ったところは全てA型。)どこでも一番の問題は保育士の処遇で、民間の企業より11万低いと言われる給与が上がらなければ、保育士の確保がむつかしい実情があります。
また、施設面では、完全には仕切られていないワンフロアに、0歳から2歳までの子どもが一緒だったり、園庭が狭いなど、のびのびとした育ちを保障するためには、もっと充実した環境がほしいと感じました。そのためには企業努力にまかせずに、国や自治体の責任が問われます。
★写真は上=広くはないが芝生のある園庭は遊びによさそう。コンクリート風の床の中庭だったり、屋上が園庭というところも。下=0~2歳児の施設はトイレもミニサイズ。
島根町加賀の桂島で、化石調査
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