石橋 よしえ のすべての投稿

新空中給油機の説明会、地元崎津公民館で参加

風邪で寝込んでいたのを起き上がって、新空中給油機配備計画についての地元崎津公民館での説明会に参加した。
質問時間になったら、しょっぱなに「戦闘かっ?ええっ、戦闘準備か?」と叫んだ人がいて、あらっ本気で反対の人が?と思ったが、結局は迷惑被る住民に何もしてくれないじゃないか、という話しに落ち着いた。この人のように喧嘩腰ではないけど、天井の補強してくれないと困る、サッシと空調を頼んだら2年かかったなどの話しが多く出た。「5区にはなんでもするが6区にはなんにもしてくれんじゃないか、癒着だ。」という人も。
私は新給油方式で対象の増える米軍機への給油、小松の空中給油機が現在している日米合同訓練(空中給油訓練)を行うのではないか、と聞いたが「日米共同体制で米軍の任務遂行に寄与することはありうる」「KC-46Aの運用はまだ決まっていない」というもの。
「出来るのか出来ないのか、はっきり答えてくれ」と夫が援護してくれたが答えは変わらず。
崎津は意見は多く出るが、被害に対策を取ってくれというのがほとんど。空中給油機そのものについてはあまり質問がない。
原子力村のような「基地村」だと改めて感じた。
滑走路延長し、C2輸送機の配備を決め、米軍との供用基地とし、今度の空中給油機の配備計画、着々と強化してきたが、今度の空中給油機は実戦の兵站基地へとすっかり基地の性格を変えるもの、許す訳にはいかない。(参加者住民側24名。)

島根原発3号機訴訟の第12回口頭弁論の傍聴しました

島根原発3号機の訴訟(国には設置許可の取り消し求め、中国電力には運転差し止めを求めるもの)の第12回口頭弁論の傍聴に、松江地方裁判所に出かけました。
私も428人の原告のひとりです。
今日は傍聴者43人、うち原告が37人だったようです。地元島根鳥取在住が多数ですが、おひとりは「やっと気ました!」と埼玉から来られていました。
今日のやり取りは、主に原告側の準備書面(14)、(15)の内容について=どちらも基準値震動の問題点を述べるもの、だったようですが、国の代理人の女性弁護士の弁論が、早口の下向いて小さな声でもごもごのせいもあり、さっぱりわからないので必死で集中しました。後で原告側弁護士に聞いたところでは(傍聴者から聞こえなかったと意見続出)規則や基準をただ読みあげただけのだったということですが、向き合ってる原告側弁護士にもよく聞き取れなかったといい、何点か確認されていました。
中国電力まだ新基準による再稼働の審査も申請していない今の段階では言うこと何もないと、審議に応じない態度でした。
原告側の今後の主張・立証予定の概要が今日出されましたが、これには、設置許可が下りた時の旧基準と新基準の関係や新基準の問題点、新しく活断層が3Km伸びて25Kmとなったことなど、書かれています。その内容にも今の時点での意見はないと言います。

なかなか進まない訴訟に、「こっちの資金切れを狙っているのではないか」の声。それはどうかとしても、原告側が強く押して行かなければ進まないようです。
裁判ってほんとに解りにくいですね。口頭弁論後のマスコミ関係者の質問も、原告弁護団にいろいろ解説をもとめていました。

★ 写真はお昼に持参のおにぎりを食べた大海崎堤防からみた中海の本庄水域。
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鳥取・島根は大地震の起きる率が熊本よりも高い!?

2016_0910_133617-img_73092016_0910_135245-img_7319松江市で、立石雅昭新潟大学名誉教授の講演「島根原発の耐震安全性の検証」に参加しました。(原発ゼロの会島根、日本共産党島根県議団、鳥取県議団、松江市議団の招きです。)

この2月島根県議団・松江市議団が地質学からみた活断層の講演会に先生をお呼びして以来、3度も島根に足を運んで頂き、地層や地層の隆起した年代を示す化石の実地調査もして頂いてます。先生が来られなくても地元グループでした化石調査のこと、8月7日のblogをお読みください。

その3回島根に足を運ばれた半年位の間に、熊本地震を契機にして、地震についての情報が相次いで出たこと。

①島崎前規制委員会委員が電力事業者や規制委員会の基準値新銅は過小評価だと発表。

②地震の長期評価を行ってる地震調査研究推進本部も過小評価と指摘(8月30日毎日新聞)=地震調査研究推進本部は熊本地震より以前に、九州中部で地震の起る確率の高さ(2013年発表、M6.8以上の地震の発生確立16~27%)を発表しており、それなのに対策がなんら取られていないことに驚き、この指摘らしいです。

③NHKスペシャルの巨大災害地震列島(4月3日)。西日本マイクロプレートの境界は断層帯で、鳥取・島根の海岸線近くを北側の1本が走っている。そのあたり境にプレートのずれる方向が反対向きに変わるようだということ。

そして、この地震調査研究推進本部が今年7月に発表した中国地方の地震長期評価では北部地域(鳥取県と島根の大部分が入る)でのM5以上の地震の度数(1923年~2015年)が40%と、今後も巨大地震の起こる確率の高いことに驚きました。

中国電力や規制委員会の調査・審査は杜撰。住民団体で「断層活動研究サブグループ」をつくり、恒常的に調査活動してデータを集めることが必要と、そして原発の再稼働問題のみならず、地震対策としても重要だと、立石先生は結ばれました。
住民の調査活動は何をすること?という問いには、「隆起した地層、波食窪(ノッチ)や波食棚(ベンチ)を探すこと」と言われました。

 

新空中給油機KC-46A「ペガサス」を美保基地に配備の計画

新空中給油機kc-46a突然(防衛関係はいつも突然ですが)、新空中給油機を美保基地に配備する計画が浮上しました。日本共産党の西部地区委員会、鳥取県議団、米子市委員会、境港市委員会が防衛省美保出張所に中止の申し入れをし、私も参加しました。

空中給油機は飛んでいる戦闘機、輸送機などに空中で給油し、基地まで帰らなくても活動が続けられるようにするものです。

現在は小牧基地に4機が配備されています。今開発している新型の機種は、小牧のものと給油システムが違い、オスプレイや米軍戦闘機、そして美保基地に既に配備が決められているC2輸送機にも給油が可能となります。新機種は3機、美保基地に配備される予定で、全国で2ヶ所目の配備という計画です。

C2輸送機の航続距離は6,000キロを超えていますが、この給油機は9,400キロ、両者の組み合わせで地球の裏側での活動が可能です。

アベ政権のもとで、集団的自衛権の行使容認の閣議決定がされ、安保法制で自衛隊が戦闘地域への派兵される現実も迫る今、この新空中給油機が美保基地に配備されることの意味は重く、とても危険です。配備を中止させるために頑張りましょう。

なお、地元米子市や境港市民にはこの配備計画の説明会が行われる予定(必ずと求めました)です。

Kさん、さようなら。

日本共産党のお仲間で人生の先輩、Kさんが亡くなりました。87歳でした。

Kさんは後援会員のときから熱心に活動され、選挙になると党員以上に支持拡大などに取り組まれました。「なんて話そうかなあ・・・と悩みながら、でも毎晩電話に向かっています。」と、奥さまが話されたことがあり、訥々とした話しぶりのKさんの様子が目にみえるようでした。

およそ10年前にKさんは病気で倒れられ、ベッドの上の生活になりました。外出も車椅子で短時間、介助の要ることになりました。

そのKさんに「人生の最終盤を、党員として生きて頂けませんか。」と訴えて入党していただき、党の仲間はとても勇気づけられました。

「あんなあ、石橋さん・・・」と優しい声音で話しかけられることも、もうないのかと思うと、とても淋しいです。どんなに支えられていたことでしょうか。

Kさん、ありがとうございます。ずっと忘れません。

★写真はうちのキーウィ。夏の始めから実がついて育ってきました。もう5㎝ほどになりましたが、11月までまだまだ育ちきるのを待ちます。

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小規模保育施設を見学

2016_0816_114417-IMG_72668月16日、「鳥取の保育を考える会」の石井由加利会長ほか4名で、米子市内の小規模保育施設4ヶ所の見学をさせていただきました。

小規模保育施設は、昨年4月の保育の新制度の導入にともない、急速に増えている施設です。これまでの認可保育所に比べ、施設や職員配置などの基準が緩和されています。その実際や運営されている側のお困りの点などを伺い、良い保育をともにつくろうという思いで訪ねました。

米子市の小規模施設は全てがA 型(職員は保育士の有資格者が条件)ということになっていますが、今年度から職員の不足でB型に移行した事業所もあります。(この日伺ったところは全てA型。)どこでも一番の問題は保育士の処遇で、民間の企業より11万低いと言われる給与が上がらなければ、保育士の確保がむつかしい実情があります。

また、施設面では、完全には仕切られていないワンフロアに、0歳から2歳までの子どもが一緒だったり、園庭が狭いなど、のびのびとした育ちを保障するためには、もっと充実した環境がほしいと感じました。そのためには企業努力にまかせずに、国や自治体の責任が問われます。

★写真は上=広くはないが芝生のある園庭は遊びによさそう。コンクリート風の床の中庭だったり、屋上が園庭というところも。下=0~2歳児の施設はトイレもミニサイズ。

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島根町加賀の桂島で、化石調査

2016_0807_111509-IMG_72332016_0807_103402-IMG_72072016_0807_110029-IMG_7226日本共産党島根県議・松江市議と原発ゼロの会などが催された「化石調査」に、錦織陽子県議とともに参加しました。島根原発周辺の地震・活断層の調査の一環として、加賀・桂島で「ヤッコカンザシ」と、「ヘビ貝」の化石探しをしました。
巨大地震で隆起した地層、波食棚(ベンチ)、波食窪(ノッチ)海食洞の「遺骸化石調査」です。これらの化石が見つかり、放射線による調査で、その生息した年代が解れば、その大地震がいつ起きたものか分かると言うのです。
「まさか、簡単に見つかるはずないじゃない」と思っていたのに「ヤッコカンザシ」が2例見つかりました。これが本物かどうかは専門家の手にゆだねられます。
調査についてご教授いただいた立石雅昭・新潟大学教授(地質学) はこんなコメントを下さったそうです。
「暑さ厳しき中、ほんとにご苦労様です。こういう調査は時々通って調査するるだけでは,データが集まらないのです。ある程度、ポイントだけをお話しすれば、あとは、地元の方々が.自分たちで調査して、データを集める。それが、電力事業者や規制委と対決する大きな力になる、とこの間学んできました。それを実践されているのですから、素晴らしいことです。」
この化石が本物で、島根原発をなくしたい、というみんなの熱意が成就するといいですね。
暑いさなかですが、よい景色と空気に癒されました。しかし向こうに見える島根原発は、やっぱりいりません。
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子どもの絵を描く喜びが炸裂ー「ゾウゾウのちから展」

2016_0719_163431-IMG_71422016_0719_163833-IMG_7147先日お勧めの「ゾウゾウのちから展」ー玉井詞(たまい・つかさ)絵画教室作品展、最終日に駆け込みました。

建設会社の依頼で長~いブロック塀に描かれた作品の写真もありました。

子どもが楽しくって走り回っても、とがめられない美術展です。

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今年のわたしのお気に入りは、これ。国宝松江城が笑ってるじゃありませんか。

そして、この暴れん坊の龍。2016_0719_163741-IMG_7145

平和行進、今年も境港コースを和田公民館まで。

2016平和行進②2016平和行進①選挙また選挙、それも終わって気がつけば、今年も平和行進真っ只中。

しかも19日、いつもの境港コースが明日に迫ってると、18日の夜になってから気付いたのです。あらら。

19日午前8時半。文化ホール前に集まったのは、平日でもあり少なく、横断幕を持たせてもらうことに。若者が一緒だったので、元気をもらいつつ歩きました。

2016_0719_123111-IMG_7136和田公民館にはいつものように新婦人のみなさんの美味しい食事。

2016_0719_132105-IMG_7139そして新婦人は休み時間も活用して、ヒロシマに持って行く寄せ書きタペストりーを制作しました。

残念!境港市長・市議補選は、及びませんでした

17日文也・文子市長選挙では、日本共産党も加わっている「暮らしよい境港市政をつくる会」推薦候補の田中文也さんは3306票。現職無所属の中村勝治氏が11582票を獲得し、4期目の当選となりました。

市議補選では、森岡俊夫氏が6253票で当選。「暮らしよい境港市政をつくる会」推薦の永見文子さんは3727票を獲得しましたが、及びませんでした。元市議の竹安徹氏は4443票でした。

市長選挙も補欠選挙も、大量の得票が必要な難しい選挙ですが、選挙戦をお手伝いし、2人の候補者の大奮闘を毎日目にして、なんとか応えられないものかと思いました。残念です。先のことはわからないけど、再度の挑戦を願いたい気持ちです。