石橋 よしえ のすべての投稿

露骨な独裁、橋下大阪市政

橋下大阪市長が職員の思想調査をしてるという、                                                   

今朝の「しんぶん赤旗」のトップ記事。                                        2009_1115_134025-CA390015

ああ、驚いた。完全な憲法違反でしょう。

 「特定の政治家を応援する活動に参加したか。」

 「誘ったのは組合か。それとも組合以外か。」

 「誘った人、誘われた場所、時間帯」まで書くよう求めています。

 「投票要請」「紹介カード」も、要請した人、場所、時間も。

「任意でなく市長の業務命令。正確な回答がされない場合は処分の対象となりえます。」

と書かれているそうです。

ああ、ここまで露骨にやるのか。それでも許されると考えてるのか。

こんなことを許してはならない。

★写真は赤碕・菊港の石像「波しぶき三度笠」

議員定数の市民意見交換会

今夜は昨日(淀江公民館)から始まっている、                                        2012_0213_191052-IMG_0228

議員定数の市民意見交換会に、福米東公民館へ出かけました。

18,9人の市民の参加があり、9人の議員定数・議会改革特別委員会の議員と、

事務局3人、議長と合わせると30人を超える会となり、

活発な意見が交わされました。

初っ端に、「定数減らして落ちたらイヤでしょう。どなたも。定数減なんてありえない。

それよりその分報酬を減らせばいい。日給制でいいじゃないか。」という意見が出て、

ちょっと意表をつかれましたが、                                                                        2012_0213_191122-IMG_0229

定数は削減すべき、少数精鋭でいい、

市民の意見は定数減らすと反映出来ないというが、自治会など他の組織で吸い上げればいい、とか、

常任委員会も兼務出来るなら兼務し、いろんなことに精通した質の高い議員となるべき、

などと削減賛成意見が出たあとで、

減らせば少数意見が反映できなくなる、少数者や弱者の意見反映すべき、

議会費は民主主義のコスト、民主主義を豊かにするために削減すべきでない、

などの削減反対意見も出てきて、わが意を得たり、と心強く感じました。

また自治会の役員の方から、

「5公民館で終わりか。自治会連合会から全公民館でといったはずだ」という意見が出、

会場から2月の5公民館、4月の4公民館で終わりでなく、全校区で開催すべき、

6月までに結論出すと急がず市民の意見を十分聞くべき、

という声、「その通りだ」と声も掛りました。その通りと思います。

なかなか熱心な会でした。

★写真は「さまざまな層の多様な意見を反映するために定数削減すべきでない」と意見を述べる岡村英治議員。

「島根原発の危険」ー「建国記念の日」に考える集い

今日は日本基督教団鳥取県西部地区と平和・民主・革新の日本をつくる会鳥取県西部の会の共催で、

「建国記念の日」に考える集いがありました。

島根弁護士会の高野孝治弁護士が「島根原発の危険」を語られました。                                      2012_0211_135150-KC460161

先ずドイツなどの他国が流している福島の放射能汚染の広がりの映像を何種類か写され、

その広がりは、20キロ30キロではない、

ほらこう流れて米子にも届いているよ、と示されました。

事故を絶えず起こし、使用済み核燃料の後始末すらどうしてよいかわかっていない、

原発がいかに人間の手に負えないものか、

また放射成物質は、政府や原子力安全委員会などが「ただちに危険はない」と繰り返して言うが、

体内被爆や、微量でも積み重なっていく占領の怖さ、

通常運転でも放射性物質を空気中にまき散らす危険、

などなど、原発がいかに危険かということを、

茶目っけたっぷりの口調で、しかし怒りを込めて話されました。

島根原発の事故の被害はまっすぐ米子に届く。

立地自治体はたっぷり交付金を貰っている。

何も貰っていないのに危険だけがまともに被さるのが米子、米子よ怒れ!

米子の人に期待していますと結ばれました。

「建国記念の日」と原発、どう係るんだと疑問を呈しておられましたが、

国家権力と国民の安全の問題として、共通するところがあるのではないでしょうか。

★写真は、日パ(今の王子製紙)山本喜一さんの裁判でお目に掛っていたころの感じと少しもかわらない高野先生。

「気持ちはとうに前から入っている」

こんなに生きにくい閉塞的な情勢を切り開きたいと、                      

そのために、大きな日本共産党をつくるために、

先週と今週2度、どうか日本共産党に入って下さい、

一緒に世の中変えましょうと、「入党のお誘い」をしました。

その時、期せずしてそのどちらからも聞いた言葉が、明るい表情で告げられた、

「気持ちはもうとうに前から入っている」でした。

それぞれの事情もあり、その場で入って頂くことはできませんでしたが、

これからもより強い良い繋がりを持って行こうと、

温かい気持ちになり、元気づけられました。

今夜の会議でそれを報告した支部長は嬉しそうでした。

★写真はわが家のモクノキです。2010_0104_115129-CA390080

東北・宮古に漁船を贈る計画が進行しています。

昨年の東日本大震災の大津波で、                                               fune-1

壊滅的な被害を受けた、宮古市の3つの漁港。

そのひとつの重茂(おもえ)漁協に3隻の養殖用の漁船を贈る計画が進行しています。

宮古は日本共産党中国ブロックが支援を担当し、ボランティアなどに入って来たまちです。

境港の水産業関係者の中から、漁船の提供をしたいという申し出があり、

それを受けて「宮古に船を贈る会」(代表・重村六郎さん、松尾好行さん)が出来ました。                                                      fune-2

提供された1トン(全長8m)の小型船3隻に船外機を取りつけたり整備する費用、                    

宮古までのトラックでの陸送などに合わせて100万円が必要です。

今月20日宮古に向け送り出す予定で、準備が始まっていますが、

この100万円の費用のカンパを呼び掛けます。

日本共産党もこの会の趣旨に賛同協力することを決めました。

日本共産党西部地区委員会、またはお近くの党支部、党員まで、

カンパをお寄せ下さい。

★写真はその小型船です。

高峰秀子さんのこと

昨年のちょうど今頃、亡くなった高峰秀子さん。                                      2012_0205_220154-IMG_0227                                      

デコちゃんと呼ばれた銀幕の大スターです。

しかし私が高峰さんを知ったのは、ほとんど引退された頃。

「典子は、今」というサリドマイドの少女を描いたみずみずしい映画、

感動の涙をたくさん流した映画の監督の、

松山善三さんの奥さんで、もと大女優としてでした。

というより、その頃図書館司書だった私にとって、

高峰さんはすばらしい文章を書かれるエッセイストでした。

飾りのない、しかしウィットに富んだ的確な文章にほれ込みました。

昨年亡くなられてから、高峰さんいついて書いた本、高峰さんの著書が、

改めて、新装版となったりして、たくさん世に出ました。

それを読むのが私の楽しみのひとつです。

PTA懇談会

4日土曜日、小・中学校PTAの役員さんと、校長、教頭、市議会議員の懇談会がありました。               2012_0130_093649-IMG_0217

十幾つの分散会に分かれひとグループ7~8人ずつの懇談は、

かなり細かな話しも出来る、大事な機会です。

4日の懇談はやはり給食に話題が集中しました。

中学校の給食実施はほとんど歓迎されていました。

中学校給食実施に際して自校方式をやめ、

センター2つと共同調理場3つからの配食にするというのが教育委員会の案です。

自校方式の良さを感じている方からは、

センターから運ばれる給食と、自校方式とでは暖かいものは暖かいうちにと改善されているが、

そうはいっても美味しさに差がある、とか、

調理の様子を見たり、漂う匂いに給食への期待を膨らませたり、調理員さんとの直の触れあいがあるとか、

学校行事に合わせ給食時間を決められるとか、自校方式の良さが語られました。

しかし、建設費やランニングコストの嵩むこと、そして全中学校での給食実施の足を引っ張ってはいけないという思いから、

どうしても自校方式を残してほしいとはいえない、と保護者さんたち。

桁違いに費用が嵩む訳ではないのだから、

良いとわかっている自行方式を残し、広げる方策を考えてほしいと改めて思いました。

★写真は水鳥公園の鴨です。

コタツでほっこり

外は雪と風の音ですが、                               2012_0118_235829-KC460155

風呂上がり、こたつでほっこり。

BSプレミアムの「戦争と平和」を横目で見つつblogを開きました。

今夜は9時をまわるまで地元の支部の会議で、

すっかり冷え込んだものですから、

熱めのお湯に浸かって、生き返ったという訳です。

これから夫の作業ズボンのボタンつけと、裾がおりてしまったので裾のあげ直し。

コタツでちくちくと針を進めるのが、実は好きです。

病院勤務の時にも、忙しく飛び回るような仕事の合間に、

オートクレーヴで消毒をするセッシ(ピンセットのような器具、摂子の手偏をとり金偏にする)に被せる布帽子の焼け焦げの繕いなどをする時間が好きだった。

冬の夜に繕いものは似合います。(肩が凝らないほどなら、ね。)

編み物も好きですが、際限もなく編み続けたくなるので、自分に禁じています。

「ホールの存続問題なら米子」

「米子は立派にホールを存続させた」と、今治市の市当局が言われたのだそうです。               publichall_gaikan-s

今治に聞いたと、徳島市から加戸悟市議(日本共産党)がお見えになりました。

徳島文化センターのキャパ1,100席のホールが存続の危機ということで。

米子より5年後に建設されたホールですが、中心市街地の活性化のためと、

今のホールは潰し、中心市街地の再開発の土地に新建設すると現市長。

徳島は3月に市長選挙が迫っていて、その最大争点がホール問題になりそうだと。

市民は市長の再開発に反発が強まっているとか。

古いホールを改築耐震化で延命させ頑張っている経験を学びたいと来られました。

市民の力でと聞き、市民団体の人と会いたいと言われたので、

「米子市公会堂の存続と早期改修を求める市民会議」の小谷幸久代表においでいただきました。

市民の5万筆に迫る署名活動がひと月余りの動きと聞き、

「すごい!どうしてそんな広がりをつくれるのですか」と加戸氏。

米子の公会堂建設時の1日1円募金運動、改築への市民参加、文化ホール建設への参加、コンベンション建設の働きかけなど、

文化協議会に参加する団体を中心にした文化運動の歴史を語る小谷先生のよこで、

そうだった、ああだった、と振り返り再確認しました。

米子ってなかなかたいした街なんだと。

島根原発2号機で異常事態

27日、定期点検で停止した島根原発2号機で、その日の夜7時30分異常が発生しました。

今日開かれた米子市議会「総務企画委員会」でその報告がされました。

点検のため停止した原子炉内の中性子の監視をする中性子源領域計装4台が全て動作不能に陥ったといいます。

2台以上が動作しなければならないと定められ、それを下回ったら逸脱です。

「運転上の制限の逸脱」というのですが、解りやすく言えば異常事態。

そのような事態では、「1時間以内に制御棒を全挿入する、及び制御棒の引き抜き操作を行ってはならない」

つまり緊急停止するべき事態ということです。

幸い停止中で、冷温停止の状態、前制御棒が挿入され操作出来ないようスウィッチにカバーが掛けられていること、

中間領域計装という別のモニターで計った中性子の様子に異常がないことなどが、

「現場確認」に入った米子市の職員に示され説明されました。

28日から29日にかけて作業し、故障の4台の中性子源領域(起動)計装は新しく取り換えられました。

放射線を帯びた故障した4台については、原因究明も不可能だということです。

改めて、原発という人間が制御出来ないものを使うことの怖さを感じました。