石橋 よしえ のすべての投稿

運動会日和

昨日の雨で順延となった崎津小学校の運動会でした。

地元の議員ということでご招待を頂き、小学校へ。

実は孫ならぬ孫もどき(義妹の孫)の女の子が3人、この小学校に在学中。

時々運動会も来ているんです。

うちの3人は走るのも速いので応援しがい大有り。(私の子ども時代は短距離ダメでビリケツでした。)225844be682a229aedc23983bae8e771

曇り加減の良い日和。

先生方の、ひとりひとりに声掛けるような、言葉優しい放送や、

跳び上がって喜び合う、子どもらしい子どもたち。(ひとりひとりが、それなりの悩みも抱いてるんだろうけど。)

あっという間にお昼になり、振り返りつつ帰りました。

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何にもない日

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長い9月議会の真ん中、各個質問と議案質疑を終えて、一区切りしたな、というところで、

今日から3日間休会。特に今日は久~し振りに何にも予定の入らない日。

えいやっと着物を着て、松江へ。

島根県立美術館へ「橋本関雪特別展」を見にいきました。

ゆっくりしたスタートだったので、松江についたら、もうとうに正午は過ぎて・・・

ということで、ご贔屓の茶町の老舗で「ぬく寿司」を。

肌寒い今日、しっかりお腹のなかから温まった。

そして、ゆっくり、関雪の日本画を楽しんだ。

(昔、実家にあった屏風の絵、これとそっくりだったな。きっとコピーしたんだな。)

などなど思いつつ。

馴染みやすく、現代の人の作と言っても通るほど斬新なものもあり、

楽しめました。

久し振りに通り抜けた中海、大根島の水辺の風景は、やはり美しく、

大橋川沿いの風景。矢田の渡しや、竹矢辺りの小さな島の小さな神社。

大海崎のちかくの樹々の繁りの中に、小高い岡の上の神社、川の中から参拝出来るよう一の鳥居が道の端、水際に作られている。

後世まで残したいものがたくさん。

ムダな、いやムダどころか水害を酷くし、景観も台無しにする大型開発、

大橋川拡幅工事はやはり、ストップしなければと、改めて思ったことでした。

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●島根県立美術館ロダンの彫刻前で。2階の常設展の「版画」と「写真」の部屋が好き。

 

 

「その立場にいささかの違いもございません」

と、いうのが、中海と大橋川拡幅問題で、

市長にその姿勢を問うた私への答えでした。

いささか歯切れの悪い市長を追及したところ、答えたのは、角副市長でしたが。

「中海の水質浄化・治水にとって、森山、大海崎堤防両方の開削必要。開削のその後に拡幅工事のシミュレーションをして、拡幅工事に同意するか否かを決める」という、

H17年の野坂市長の要望書に書かれた立場と変わらないということです。

長い間掛かって米子市民が勝ち取った中海の干陸淡水化中止の、その後の問題です。

「いや、事情が変わっておりまして」などという答えなど出て来たら、

天地をひっくり返すようなことになります。

ともあれ、私の各個質問はおわり、その結果

国保資格証に「病気の時には申し出てください」と書き込むことになったこと、

保健師は増員を「検討して行きます」と答えがあり、

ちょっと成果ありとしていいのかな。

ほ~としたいところですが、明日の議案質疑で、

わたしは「中海圏域定住自立圏構想」の協定締結についての質疑を行います。

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●写真は妹の住んでる兵庫県佐用町久崎、7月9日の水害は激甚災害に認定されました。一戸づつの調査は荒っぽいもので、次々認定し直しを申請してるそうです。

この写真は7月11日の昼。土砂崩れで国道閉鎖され遠回りの車と、

ボランティアの車、土砂と捨てる家具家財道具を積んだ車で、

終日渋滞していました。

中海と大橋川拡幅事業

宍道湖と中海を結ぶ川、大橋川の拡幅工事に、

米子市の早急な合意をと、国土交通省からの強い要請があります。

松江市の水害対策として計画されたこの事業は、

すでに完成に近づいている斐伊川上流と神戸川上流の二つのダムと(来年完成予定)、

神戸川の流れを分けて外海(日本海)に流す放水路(あと3,4年内の完成)、

そして大橋川の拡幅工事を合わせて3点セットと呼ばれています。

この一つ残った拡幅工事に着手したいということです。

しかし、米子市議会、境港市議会は拡幅工事に合意していません。

拡幅工事で流れ込む水の被害を受けるのは、

弓浜半島、特に渡地区が一番と水の流れをよく知る住民・漁師は言っています。

両市議会は中海干陸淡水化事業の中止の後、事業の残骸として残され、

中海を閉鎖された湖にして汚染を酷くしている、

そして弓浜半島の農作物に浸水による被害を与えている

森山、大海崎の二つの堤防を開削しなければ、治水・水質どちらも解決しないこと、

両堤防の開削をすること、開削後拡幅工事の影響のシュミレーションをして、

大丈夫という結果にならなければ、合意出来ないという決議をしています。

そして、歴代の市長松本、森田、そして現野坂米子市長も、その立場でした。

松江市にも、ダムと放水路の2点で十分、ムダな事業に莫大な税金投入をし、

水の都の水環境と景観を壊すことに強く反対する声もあります。

(tこれまでのダム二つに3千億円、放水路2千億円、拡幅工事には千5百億円掛かると言います。)

 

しかし、今年森山堤防の一部60メートルが開削されたことから、

島根県側から、国から、強い要請があるといいます。

しかし、片方の、それも60メートルでは効果はあまりない、

この影響をモニタリングして、そして効果薄しとなれば、やはり大海崎堤の開削をと、

いうのが米子市議会の主張、そして野坂市長のなで出された要望でした。

この9月議会、わたしは10日の各個質問で、

野坂米子市長の姿勢を問います。

傍聴に、お出かけ下さい。

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●写真は中海、本庄工区、両堤防で囲まれ干陸の予定の水域でした。

9月議会の始まり

昨日4日から米子市議会9月定例会が始まりました。

私たち日本共産党米子市議団の各個質問は

 岡村英治議員         9月9日(水)の5番目(最終午後3時頃から)

 石橋佳枝            9月10日(木)の2番目(午前11時頃から)

 松本松子議員         9月10日(木)の3番目(午後1時頃から)

時間は一人30分以内ですが、市長・当局の答弁の具合もあり、1時間前後と考えていま

すが早くなったり、遅くなったりです。

各個質問ではなく市当局の提案の議案ですが、「中海定住自立圏構想」が大きな議題と

なります。松江市と米子市が、既に中心都市として、この地域の2つの核になると宣言し

ています。そして境港市。安来市、東出雲帳との協定を結ぼうとしています。中心市に都

市機能を集中する、垣根のない合併のようなものです。

国は住民に周知徹底し、合意を得て計画を進めよといいながら、事実上は十分な時間は

取れないような日程を示しています。合併特例債のような特別交付金を貰う為には、9月

議会で境港市などとの協定を議決する必要があると、急かしています。

私たち日本共産党市議団は道州制に繋がるものとして反対です。

この問題、広く市民に早く知ってもらう事が必要です。

 

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ありがとうございました。

総選挙がおわるまでの間、

blogの記事を書きにくい条件もあり(選挙違反にならぬよう)、

長い間お休みお許しください。

あんなに頑張ったのに前進出来なかった結果、中林よし子さんを国会に送り返せず、

本当に残念です。

しかしあの頑張りがなければ、政権交代の流れに押し流されていたことでしょう。

たくさんのご支援ありがとうございました。

さて、自民・公明の政治を終わらせ、新しい政治のページは開きました。

これからが、頑張りどころでしょう。

今日からは9月4日からの9月議会へ向け、文字通り走り出さねば!

雨にも負けず、街頭宣伝

お盆ですが、選挙公示直前。

私たちにはお盆はありません。(水害の被災者にも。)

身体は一つしかないが、気持ちは妹たちの分まで選挙頑張らねばと、

頑張る、岩永なおゆき衆院比例中国B予定候補とともに、

私の地元、崎津、大篠津、和田に街宣に繰り出しました。

雨です。でも、傘差して聞いて下さる方もあり、

往来する車からの声援が嬉しい。選挙ムード上がってきました。

「自民党公明党の政治にきっぱりとさよならを!」

岩永候補の訴えも、きっぱりと!

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とはいえ、寺町の実家のお墓参りもし、

夕べにはわが家の仏さまのお膳も造って、お盆もしてますよ。

台風9号豪雨水害

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ながらくblogお休み、すみませんでした。

9日夜に発生した台風9号による水害の兵庫県佐用町へ、

2日間応援に行ってきました。

実は、佐用町は父の故郷で、妹一家が暮らしており、被災しました。

佐用川、千種川2本の川に挟まれた地域で、

過去にも水禍の経験はあるものの、

この度は妹の部落は全戸床上浸水という惨状でした。

この地域は5年前にも台風被害で8割が水につかっており、

「泣くにも泣けない」「疲れてたおれんようにしよう」「うちも酷いが、みんな一緒だ」

「ここに住むのは怖いが、代々生きてきた土地だからな」と、

声掛け合いながら、長い一日何度も気を取り直しつつ、

泥の運び出しと、泥水につかって使えなくなった家具、畳、建具の運び出しをしています。

毎日たくさんの車が運んで捨てにいきますが、次々運び出されるので、

道路上から運び出された泥、ゴミの山が消えるのには3週間以上掛かるといいます。

朝目覚めると夢ではない証拠に町中に蔓延する泥の匂いと、黄色い砂塵の中で、

果てしない作業が続きます。

2日目からバス数台で続々入って来たボランティアと、

近隣の知人や親戚の応援、励まし、救援物資に元気付けられながら。

 

台風とはいえ、やはり異常気象。数時間に380ミリを越えるひと月分の降雨、

5年と間を置かない被害。

5年前水が越えて堤防補強された部分が決壊しています。

防災工事の在り方問われています。

 

山口県の水害の時、blog(7月22日)に、内閣府の「防災白書」(2009年版)のこと、書きました。

近年集中豪雨が多発、被害が増大する恐れあり、と警鐘ならしつつ、

2002年比で、防災の予算を1/4に、国土保全の予算を1/2近くに減らしていると。

抜本的に対策を取らなければ、被害はまだ続くでしょう。

 

また、町の出した避難勧告によって、逆に死ななくていい人が死ぬような結果になっています。

こんな事を引き起こさないようにしなくてはなりません。

●撮ってきた生写真、なぜかネットに送れないので、写真は産経新聞から。

こんな風に毎日作業です。

がいな祭りの署名行動

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「がいな祭り」だから署名、という訳でなく、8月9日長崎原爆の日にちなんだ、

「6・9行動」(西部原水協など)の核兵器廃絶の署名と、

「9の日行動」(西部共同センターなど)の「9条守って平和を」の署名行動を、合同で、

駅前サティ前で行ったものです。

にぎやかで、今年はゆかたの若い女性多く、ちらほら男性もあって、

可愛いなあ、男の子かっこいいな、といいつつ、

私たちも、ここは一番ゆかた着るシーンだったよね、

と、署名もらいつつ、おばさん同士の会話でした。

残念ながら写真取り損ない、岡村英治議員のblogから頂いて来ました。

でも、ゆかたないんだな、目の付け方が真面目だな。

(若い人、はたち前後の僕たち彼女たちが真面目に素直にたくさん応じてくれ、嬉しかった。)

「広島の平和式典で秋葉市長オバマジョリティと言ったよね。Yes,we canって!」

と言うと、

「うん、あれ、良かった!!」と返してくれた女子高生。

 

この後、選挙の支持をお願いする電話をかけたのですが、

「どーん」と花火開始とともに電話止め、花火を見ました。

雨に洗われた空に、花火の色の冴え冴えと。

 

        大花火互いに息つく電話かな  よし枝

原爆投下されてから64年

人類史上初めて原爆が投下されてより64年目を迎えた6日、

原爆症認定をめぐる集団訴訟の全面解決に向け、

基本方針を示した確認書が、

日本原水爆被害者団体協議会と政府の間で合意、署名されました。

長年の被爆者の闘いがやっと実ったのですが、、

この間に全国17訴訟の原告306人のうち68人が、

高齢と症状の悪化でなくなっています。

 

広島では平和祈念式典が行われ、

秋葉広島市長は「平和宣言」でオバマ米大統領の演説にふれ、

「それに応えて私たちは活動する責任がある」と述べました。

宣言の最後には英語のスピーチが添えられ、「Yes,we  can」で締めくくられました。

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私は、先日ご紹介した原爆詩の朗読コンサートにでかけました。

今年は「火曜の会」がボランティア活動の一環としてされている、

<平和学習>が中心におかれ、会員さんのお孫さんたちも朗読に参加、

小学生の観客も多数参加でした。

★写真は長崎で被爆された一家の、その直前のもの。ただ一人生き残った長女ちずこさん(ちいちゃん、写真右端、当時女学生)の手記をもとにした物語が朗読されました。

核兵器のない平和な世界をつくる大きな波が世界中でおきている今、

それに応えるように、さらにその活動を積み上げている人たちがあります。