銀色の雨

 

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せっかくの連休だからと、今日午前中は街頭宣伝。

衆議院選挙のお礼と、今終盤に入った米子定例9月議会の報告を、

大篠津町、和田町、計4カ所で話しました。   

美保後援会の会員おひとりに宣伝カーの運転と旗持ちでお付き合いねがいました。

私の一般質問の内容から、国保と大橋川拡幅工事のことを中心に話しました。

(それぞれの内容はこのblogに掲載の石橋よしえの一般質問をお読みください。)

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そして、午後は駅前のコンベンション多目的ホールで行われた、

米子周辺でロケされた映画「銀の雨」(浅田次郎原作)のプレミアム上映会に出掛けました。

平井鳥取県知事や野坂米子市長、鈴井監督、主演女優の前田亜季さんなどの舞台挨拶、プレミアムグッズも当たるという催しに、米子市内外から1,200人が集まりました。

エキストラ出演した人や「まかない隊」として撮影現場を支えた人がたくさんおられ、その熱気がそのまま持ち込まれた、という感じでした。

映画は大作ではないけれど、人間のぬくもりを感じる、しみじみとした映画です。

中村獅童ふんするプロボクサーが捨てた故郷として、日本の原風景残る美保関町が、日本海らしい風景として私の大好きな赤碕の海岸が、そして主人公たちが暮らす街として、米子の中心街の朝日町、加茂川辺りの風景が、いい感じで入っています。

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獅童さんと年老いた両親とのかかわりで、思わず涙したりもしました。

主演の賀来賢人くんフレッシュです。

米子を離れて暮らす米子人におすすめ。

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明日からお彼岸

早いものでもうお彼岸です。

石橋一族の墓は道をはさんですぐ家の前。b83327516d2a20d86a21bd63efce6707

今日は墓を掃除し、花を立てて彼岸を迎える準備をしました。

やく50基の墓を20軒で守っています。

ポンプで地下水を汲み上げ、墓石を磨き、花生けに新しい水を満たし、

菊、竜胆などの花、しぶきを差しました。

午後は市内の寺町にある実家のお墓参りと、

「本の学校」へ。ゆっくり秋らしい日を味わいました。

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●左はお墓のポンプ井戸です。地下水を汲み上げています。わが家の庭には電動ポンプもあり、植木や花の水やりもしています。弓浜半島には井戸が生きています。

  墓浄め地下水脈の冷気もて(よし枝)

 

 

 

わが家の庭に今、白いコスモス。

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また、大橋川拡幅問題

今日は私も委員つとめる中海問題等調査特別委員会が開かれ、

その中で米子市が国土交通省に宛てた

『大橋川改修工事にかかわる要望書』が検討されました。

これは、これまで口頭で要請してきた事項を改めて文書にし、

文書での回答を得たいためのものであると、市当局の説明がありました。

先日も書きましたが、

米子市は、治水・水質両面から、

中海に干陸淡水化事業により残された、

森山・大海崎の二つの堤防を開削することが必要、

両堤防の開削なしに大橋川の拡幅に合意出来ない

という立場です。

しかし、今日の要望書に「両堤防の開削」は書き込まれておらず、

このままでは、両堤防の開削は要望には入らないと受け取れる文面です。

これに「米子の立場に変わりないのだから、きちんと書かれねばならない」と抗議し、

「中海護岸工事等にかかわる要望書」とタイトルを変えては、という

委員長の提案もあり、市当局も、

「確かに両堤防の開削は要望してないと受け取られる懸念がある」

という角副市長の発言により、

要望書は再検討ということになりました。d42f020d51b3bcf87ea5324468e902d3

 

国土交通省や島根県側大橋川拡幅急ぐの動きもいろいろある中で、

干陸淡水化事業を中止させ、中海再生を求めてきた米子市の歴史、

しっかり受け継がなくてはと、思いを強くしています。

そして大橋川拡幅はかえって水害を大きくするという松江市民もおられ、

すでに完成に近づいた二つのダムと放水路だけで治水は大丈夫、

これ以上の大型事業はもう入らないという島根県民もあり、

また神戸川放水路は出雲平野を走る天井川斐伊川の決壊を防ぎ、

松江よりむしろ出雲の水害防止に役立つという見解もあります。

斐伊川水系の住民同士の交流も大切です。

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運動会日和

昨日の雨で順延となった崎津小学校の運動会でした。

地元の議員ということでご招待を頂き、小学校へ。

実は孫ならぬ孫もどき(義妹の孫)の女の子が3人、この小学校に在学中。

時々運動会も来ているんです。

うちの3人は走るのも速いので応援しがい大有り。(私の子ども時代は短距離ダメでビリケツでした。)225844be682a229aedc23983bae8e771

曇り加減の良い日和。

先生方の、ひとりひとりに声掛けるような、言葉優しい放送や、

跳び上がって喜び合う、子どもらしい子どもたち。(ひとりひとりが、それなりの悩みも抱いてるんだろうけど。)

あっという間にお昼になり、振り返りつつ帰りました。

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何にもない日

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長い9月議会の真ん中、各個質問と議案質疑を終えて、一区切りしたな、というところで、

今日から3日間休会。特に今日は久~し振りに何にも予定の入らない日。

えいやっと着物を着て、松江へ。

島根県立美術館へ「橋本関雪特別展」を見にいきました。

ゆっくりしたスタートだったので、松江についたら、もうとうに正午は過ぎて・・・

ということで、ご贔屓の茶町の老舗で「ぬく寿司」を。

肌寒い今日、しっかりお腹のなかから温まった。

そして、ゆっくり、関雪の日本画を楽しんだ。

(昔、実家にあった屏風の絵、これとそっくりだったな。きっとコピーしたんだな。)

などなど思いつつ。

馴染みやすく、現代の人の作と言っても通るほど斬新なものもあり、

楽しめました。

久し振りに通り抜けた中海、大根島の水辺の風景は、やはり美しく、

大橋川沿いの風景。矢田の渡しや、竹矢辺りの小さな島の小さな神社。

大海崎のちかくの樹々の繁りの中に、小高い岡の上の神社、川の中から参拝出来るよう一の鳥居が道の端、水際に作られている。

後世まで残したいものがたくさん。

ムダな、いやムダどころか水害を酷くし、景観も台無しにする大型開発、

大橋川拡幅工事はやはり、ストップしなければと、改めて思ったことでした。

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●島根県立美術館ロダンの彫刻前で。2階の常設展の「版画」と「写真」の部屋が好き。

 

 

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米子市議会 9月定例会: 石橋よしえ議員一般質問

米子市議会 9月定例会での 石橋よしえ議員一般質問を掲載します。

>>米子市議会 9月定例会: 石橋よしえ議員一般質問  PDF194KB

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「その立場にいささかの違いもございません」

と、いうのが、中海と大橋川拡幅問題で、

市長にその姿勢を問うた私への答えでした。

いささか歯切れの悪い市長を追及したところ、答えたのは、角副市長でしたが。

「中海の水質浄化・治水にとって、森山、大海崎堤防両方の開削必要。開削のその後に拡幅工事のシミュレーションをして、拡幅工事に同意するか否かを決める」という、

H17年の野坂市長の要望書に書かれた立場と変わらないということです。

長い間掛かって米子市民が勝ち取った中海の干陸淡水化中止の、その後の問題です。

「いや、事情が変わっておりまして」などという答えなど出て来たら、

天地をひっくり返すようなことになります。

ともあれ、私の各個質問はおわり、その結果

国保資格証に「病気の時には申し出てください」と書き込むことになったこと、

保健師は増員を「検討して行きます」と答えがあり、

ちょっと成果ありとしていいのかな。

ほ~としたいところですが、明日の議案質疑で、

わたしは「中海圏域定住自立圏構想」の協定締結についての質疑を行います。

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●写真は妹の住んでる兵庫県佐用町久崎、7月9日の水害は激甚災害に認定されました。一戸づつの調査は荒っぽいもので、次々認定し直しを申請してるそうです。

この写真は7月11日の昼。土砂崩れで国道閉鎖され遠回りの車と、

ボランティアの車、土砂と捨てる家具家財道具を積んだ車で、

終日渋滞していました。

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中海と大橋川拡幅事業

宍道湖と中海を結ぶ川、大橋川の拡幅工事に、

米子市の早急な合意をと、国土交通省からの強い要請があります。

松江市の水害対策として計画されたこの事業は、

すでに完成に近づいている斐伊川上流と神戸川上流の二つのダムと(来年完成予定)、

神戸川の流れを分けて外海(日本海)に流す放水路(あと3,4年内の完成)、

そして大橋川の拡幅工事を合わせて3点セットと呼ばれています。

この一つ残った拡幅工事に着手したいということです。

しかし、米子市議会、境港市議会は拡幅工事に合意していません。

拡幅工事で流れ込む水の被害を受けるのは、

弓浜半島、特に渡地区が一番と水の流れをよく知る住民・漁師は言っています。

両市議会は中海干陸淡水化事業の中止の後、事業の残骸として残され、

中海を閉鎖された湖にして汚染を酷くしている、

そして弓浜半島の農作物に浸水による被害を与えている

森山、大海崎の二つの堤防を開削しなければ、治水・水質どちらも解決しないこと、

両堤防の開削をすること、開削後拡幅工事の影響のシュミレーションをして、

大丈夫という結果にならなければ、合意出来ないという決議をしています。

そして、歴代の市長松本、森田、そして現野坂米子市長も、その立場でした。

松江市にも、ダムと放水路の2点で十分、ムダな事業に莫大な税金投入をし、

水の都の水環境と景観を壊すことに強く反対する声もあります。

(tこれまでのダム二つに3千億円、放水路2千億円、拡幅工事には千5百億円掛かると言います。)

 

しかし、今年森山堤防の一部60メートルが開削されたことから、

島根県側から、国から、強い要請があるといいます。

しかし、片方の、それも60メートルでは効果はあまりない、

この影響をモニタリングして、そして効果薄しとなれば、やはり大海崎堤の開削をと、

いうのが米子市議会の主張、そして野坂市長のなで出された要望でした。

この9月議会、わたしは10日の各個質問で、

野坂米子市長の姿勢を問います。

傍聴に、お出かけ下さい。

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●写真は中海、本庄工区、両堤防で囲まれ干陸の予定の水域でした。

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9月議会の始まり

昨日4日から米子市議会9月定例会が始まりました。

私たち日本共産党米子市議団の各個質問は

 岡村英治議員         9月9日(水)の5番目(最終午後3時頃から)

 石橋佳枝            9月10日(木)の2番目(午前11時頃から)

 松本松子議員         9月10日(木)の3番目(午後1時頃から)

時間は一人30分以内ですが、市長・当局の答弁の具合もあり、1時間前後と考えていま

すが早くなったり、遅くなったりです。

各個質問ではなく市当局の提案の議案ですが、「中海定住自立圏構想」が大きな議題と

なります。松江市と米子市が、既に中心都市として、この地域の2つの核になると宣言し

ています。そして境港市。安来市、東出雲帳との協定を結ぼうとしています。中心市に都

市機能を集中する、垣根のない合併のようなものです。

国は住民に周知徹底し、合意を得て計画を進めよといいながら、事実上は十分な時間は

取れないような日程を示しています。合併特例債のような特別交付金を貰う為には、9月

議会で境港市などとの協定を議決する必要があると、急かしています。

私たち日本共産党市議団は道州制に繋がるものとして反対です。

この問題、広く市民に早く知ってもらう事が必要です。

 

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ありがとうございました。

総選挙がおわるまでの間、

blogの記事を書きにくい条件もあり(選挙違反にならぬよう)、

長い間お休みお許しください。

あんなに頑張ったのに前進出来なかった結果、中林よし子さんを国会に送り返せず、

本当に残念です。

しかしあの頑張りがなければ、政権交代の流れに押し流されていたことでしょう。

たくさんのご支援ありがとうございました。

さて、自民・公明の政治を終わらせ、新しい政治のページは開きました。

これからが、頑張りどころでしょう。

今日からは9月4日からの9月議会へ向け、文字通り走り出さねば!

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