東北・宮古に漁船を贈る計画が進行しています。

昨年の東日本大震災の大津波で、                                               fune-1

壊滅的な被害を受けた、宮古市の3つの漁港。

そのひとつの重茂(おもえ)漁協に3隻の養殖用の漁船を贈る計画が進行しています。

宮古は日本共産党中国ブロックが支援を担当し、ボランティアなどに入って来たまちです。

境港の水産業関係者の中から、漁船の提供をしたいという申し出があり、

それを受けて「宮古に船を贈る会」(代表・重村六郎さん、松尾好行さん)が出来ました。                                                      fune-2

提供された1トン(全長8m)の小型船3隻に船外機を取りつけたり整備する費用、                    

宮古までのトラックでの陸送などに合わせて100万円が必要です。

今月20日宮古に向け送り出す予定で、準備が始まっていますが、

この100万円の費用のカンパを呼び掛けます。

日本共産党もこの会の趣旨に賛同協力することを決めました。

日本共産党西部地区委員会、またはお近くの党支部、党員まで、

カンパをお寄せ下さい。

★写真はその小型船です。

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高峰秀子さんのこと

昨年のちょうど今頃、亡くなった高峰秀子さん。                                      2012_0205_220154-IMG_0227                                      

デコちゃんと呼ばれた銀幕の大スターです。

しかし私が高峰さんを知ったのは、ほとんど引退された頃。

「典子は、今」というサリドマイドの少女を描いたみずみずしい映画、

感動の涙をたくさん流した映画の監督の、

松山善三さんの奥さんで、もと大女優としてでした。

というより、その頃図書館司書だった私にとって、

高峰さんはすばらしい文章を書かれるエッセイストでした。

飾りのない、しかしウィットに富んだ的確な文章にほれ込みました。

昨年亡くなられてから、高峰さんいついて書いた本、高峰さんの著書が、

改めて、新装版となったりして、たくさん世に出ました。

それを読むのが私の楽しみのひとつです。

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PTA懇談会

4日土曜日、小・中学校PTAの役員さんと、校長、教頭、市議会議員の懇談会がありました。               2012_0130_093649-IMG_0217

十幾つの分散会に分かれひとグループ7~8人ずつの懇談は、

かなり細かな話しも出来る、大事な機会です。

4日の懇談はやはり給食に話題が集中しました。

中学校の給食実施はほとんど歓迎されていました。

中学校給食実施に際して自校方式をやめ、

センター2つと共同調理場3つからの配食にするというのが教育委員会の案です。

自校方式の良さを感じている方からは、

センターから運ばれる給食と、自校方式とでは暖かいものは暖かいうちにと改善されているが、

そうはいっても美味しさに差がある、とか、

調理の様子を見たり、漂う匂いに給食への期待を膨らませたり、調理員さんとの直の触れあいがあるとか、

学校行事に合わせ給食時間を決められるとか、自校方式の良さが語られました。

しかし、建設費やランニングコストの嵩むこと、そして全中学校での給食実施の足を引っ張ってはいけないという思いから、

どうしても自校方式を残してほしいとはいえない、と保護者さんたち。

桁違いに費用が嵩む訳ではないのだから、

良いとわかっている自行方式を残し、広げる方策を考えてほしいと改めて思いました。

★写真は水鳥公園の鴨です。

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コタツでほっこり

外は雪と風の音ですが、                               2012_0118_235829-KC460155

風呂上がり、こたつでほっこり。

BSプレミアムの「戦争と平和」を横目で見つつblogを開きました。

今夜は9時をまわるまで地元の支部の会議で、

すっかり冷え込んだものですから、

熱めのお湯に浸かって、生き返ったという訳です。

これから夫の作業ズボンのボタンつけと、裾がおりてしまったので裾のあげ直し。

コタツでちくちくと針を進めるのが、実は好きです。

病院勤務の時にも、忙しく飛び回るような仕事の合間に、

オートクレーヴで消毒をするセッシ(ピンセットのような器具、摂子の手偏をとり金偏にする)に被せる布帽子の焼け焦げの繕いなどをする時間が好きだった。

冬の夜に繕いものは似合います。(肩が凝らないほどなら、ね。)

編み物も好きですが、際限もなく編み続けたくなるので、自分に禁じています。

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「ホールの存続問題なら米子」

「米子は立派にホールを存続させた」と、今治市の市当局が言われたのだそうです。               publichall_gaikan-s

今治に聞いたと、徳島市から加戸悟市議(日本共産党)がお見えになりました。

徳島文化センターのキャパ1,100席のホールが存続の危機ということで。

米子より5年後に建設されたホールですが、中心市街地の活性化のためと、

今のホールは潰し、中心市街地の再開発の土地に新建設すると現市長。

徳島は3月に市長選挙が迫っていて、その最大争点がホール問題になりそうだと。

市民は市長の再開発に反発が強まっているとか。

古いホールを改築耐震化で延命させ頑張っている経験を学びたいと来られました。

市民の力でと聞き、市民団体の人と会いたいと言われたので、

「米子市公会堂の存続と早期改修を求める市民会議」の小谷幸久代表においでいただきました。

市民の5万筆に迫る署名活動がひと月余りの動きと聞き、

「すごい!どうしてそんな広がりをつくれるのですか」と加戸氏。

米子の公会堂建設時の1日1円募金運動、改築への市民参加、文化ホール建設への参加、コンベンション建設の働きかけなど、

文化協議会に参加する団体を中心にした文化運動の歴史を語る小谷先生のよこで、

そうだった、ああだった、と振り返り再確認しました。

米子ってなかなかたいした街なんだと。

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島根原発2号機で異常事態

27日、定期点検で停止した島根原発2号機で、その日の夜7時30分異常が発生しました。

今日開かれた米子市議会「総務企画委員会」でその報告がされました。

点検のため停止した原子炉内の中性子の監視をする中性子源領域計装4台が全て動作不能に陥ったといいます。

2台以上が動作しなければならないと定められ、それを下回ったら逸脱です。

「運転上の制限の逸脱」というのですが、解りやすく言えば異常事態。

そのような事態では、「1時間以内に制御棒を全挿入する、及び制御棒の引き抜き操作を行ってはならない」

つまり緊急停止するべき事態ということです。

幸い停止中で、冷温停止の状態、前制御棒が挿入され操作出来ないようスウィッチにカバーが掛けられていること、

中間領域計装という別のモニターで計った中性子の様子に異常がないことなどが、

「現場確認」に入った米子市の職員に示され説明されました。

28日から29日にかけて作業し、故障の4台の中性子源領域(起動)計装は新しく取り換えられました。

放射線を帯びた故障した4台については、原因究明も不可能だということです。

改めて、原発という人間が制御出来ないものを使うことの怖さを感じました。

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環境学習会

今日は元参院議員の岩佐恵美さんを迎えた「環境学習会」でした。              2012_0129_133202-IMG_0207

地元紙の報道でご存じかと思いますが、

淀江町小波に産業廃棄物の最終処分場をつくる話が進行しています。

そのため、そもそもゴミの問題をどう考えたらよいのか、

産業廃棄物の最終処分場とはどんなものか、

この地域の環境にどのような影響があるのか、

鳥取県がその産廃処分場に30億円もの多額の税金を投入する必要があるのか、

などなど、これまでよく解らないと思っていたゴミ問題をすっきり整理できました。             2012_0129_134243-IMG_0213

環境省が今では「産廃は再生利用は進んでいるが、排出量の減らし方が足りない。」といっているという、

産廃の現状。

鳥取県は産廃のリサイクル率は75.5%と高いこと(全国平均は52%)。
産廃がなければ企業が誘致出来ないと平井知事はいうが、
産廃がないからリサイクルに努める、よい企業を育てていること。
公の関与で立派な処理場をつくるのは、排出者の責任(生産者責任)を投げ捨てさせ、行儀の悪い企業をつくることだ、
などなど、なるほどというお話でした。
原発もですが、ゴミも、あと後のことまでよく考えねばならない、
地球の将来にかかわる問題です。
★写真は上から、経過を報告し岩佐恵美さんを紹介する錦織県議、そして熱を込めて話された岩佐恵美元参院議員です。
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中国地方のすべての原発がとまる

いよいよ明日島根原発2号機が点検のための休止に入ります。                          2011_0910_122313-KC460060

今夜もう緩やかに止めるための動きに入る(入っている?)ようです。

いよいよ中国地方のすべての原発がとまるのです。

そして全国でも稼働しているのは残り3基となり、5月には全て停まります。

02月20日****関西電力・高浜3号機
04月08日****東京電力・柏崎刈羽6号機
05月06日****北海道電力・泊3号機

ここらは「SADAOKA.NET」 http://www.sadaoka.net/index.php (境港市議会議員定岡敏行のblog)

で詳しくご覧下さい。

私は夜眠る前に0時過ぎのNHKのラジオ放送をよく聞きますが、

このところしょっちゅう「27日に島根原発2号機がとまり・・・」とこのニュースを伝え、

必ずその後に「電力不足が懸念されます。」と付け加えられます。

違うでしょう!!昨年の中電の電力供給の内、原発によるものは、わずか8%。

そして中電自身ががつねに12、13%の余裕を持っているといっています。

あの猛暑の昨夏も、おとどし「点検漏れ」騒ぎの原子力保安院の長い検査休止中も、

ひとつも心配なく、よその電力会社に融通してあげられるほど余裕があったではないですか。

中電は心配ないんです。そして他の地方でもさして電力不足の話は聞きません。

ところで東電が電気料金をあげると言ってますよね。

その上げ幅を抑えるのに公的資金を投入すると政府が応えています。

公的資金だって国民の税金です。

これまで電力会社と国が一体となって原発行政を推進してきたのですが、

これから先もまだ、同じようにやっていこうというのでしょうか。

今年も政府は4200億円の原発推進費を予算にあげています。

それは自然エネルギーの開発費にあてるべきでしょう。

★写真は手前島根原発3号機(建設中)。向こうに1,2号機も。

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24日、市から予算要望に対する回答

日本共産党米子市議会議員団が市長に提出していました来年度(2012年度)予算要望に対する回答がありました。市議団では回答内容を検討し、3月定例議会の代表質問で取り上げるなど、市民要求実現に向け一歩でも前進できるようがんばってまいります。回答内容をご紹介します。

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野田賢太郎さんを偲ぶ

新年始まってすぐ、私の入っている新俳句人連盟鳥取支部の支部長、2011_1223_082829-IMG_0153

野田賢太郎さんが急逝されました。

あまり突然で、悲しいよりもその成り行きに憤りのようなものを感じ、

そして、淋しくなりました。

以下は鳥取支部の会報のために書いた文です。

 

    野田賢太郎さんの句から       石橋よし枝

  春の灯や造影剤が走る腹部

 会えば元気で若々しい気持に溢れていると感じた賢太郎さんも、思えば鳥取支部結成からの3年間に6カ月の入院、手術などがあり、平穏な日々ではなかったのですよね。この句の客観性とそれに相反することのない人間としての温かさがとても好きです。

  歌が湧く避難所着のみままの初夏 

 「スローガンのような句は詠むな」とよく言われました。写実を詠むことで被災地応援のエールを送る句、力強い句です。 

  妻の愚痴拾うごとくに熟柿喰う

 やっぱりこの句です。良いも悪いもともに越えて来た熟年夫婦の味。夫婦というものの先輩としてずっと忘れませんよ。

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お年寄りも子どもも安心して暮らせるわがまちを