s_DSCN0603.JPG 4月29日 中海テレビが市民と議員とで「新米子市」の現状や今後の課題についての討論会を企画しました。
 たとえ、自主財源の乏しい自治体であっても交付税で、住民の暮しを支えてきましたが、国が財政悪化を理由に交付税の率や対象などを削減したため、扶助費など自治体負担は増えつづけました。淀江町は、これ以上交付税が削減されたらやっていけない、町長の「止む終えない」論で旧米子市と合併をしました。
 それまで、合併することを考えず、淀江町は下水道も文化ホールも完備し、間もなく町営住宅の建替えを計画していました。また、住民には役場職員の目の行き届いたきめ細かなサービスが努力されてきましたが、合併によって大きな規模の米子市に合わされ、福祉や子育てがやりにくくなったなど、今でも住民の間に不満が吹き上がっています。
 最初から、合併の期日を定め、合併特例債をちらつかせての合併でした。住民の間から合併したいの声が上がったものでもなく、合併するかしないかを主人公である住民の意思を問うてもいません。しかし、もう今更、後には戻れません。
 私達は、今後の米子市に向けて、どう対処していくのか。それは合併前のそれぞれの良いところを全市に広げ、住み良い新市を皆でつくって行くことではないでしょうか。そのために、ムダを削るためにどうしていくのか、何がムダなのか、どうすれば税金が市民の暮らしのためにより良く使われるのか、皆さんと「市民と共に新米子市討論会 第2段」が待たれます。

 純白のチュウーリップを見ました。