2009年10月
月間アーカイブ
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10月27日 「淀江傘」の催しが米子歴史館で開かれることを知りました。アブラギリなどを塗って作った「淀江傘」の伝統技術が陽の目を見ることになりました。米子市と合併して「何も良くならない」という声を多く聞いていますが、バスを待つ間、ふと目に入ってきました。米子市の歴史観で開かれることが淀江町の方に届いているのでしょうか。今年の年末まで開かれるというのですから、毎朝放送される「ゴミ収集」案内の他に、こうしたニュースも流すことがあっても、と感じました。傘つくりは、戦後だんだん洋傘に押され、ほとんど見る機会もなく、淀江町の住民であっても若い人はほとんど知らないと思います。希少技術はほんの一部の方に守られてきたため、実演などあれば、ぜひ見ておくべきでしょう。まちおこしに一役かってほしいものです。
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10月22日 千葉県の視察を終えました。気温が低いのではないかと心配して出かけましたが、とても温かく汗ばむ程でした。久留里という地域は、千葉県の内房と外房の真ん中どころに位置し、産業廃棄物最終処分場があります。私は、それがどんなものか、ぜひ見ておきたいと行ってきました。玄関前で車を降りると、すぐ、空気の匂いが気になりました。女性の職員さんがマスクをしておられるのも、なるほどとうなずけました。写真に写っているのが処理場ですが、ペットボトルなど、やや遠目からでも形がはっきりと見えました。私は、もっと小さく刻んで処理するのかと想像していましたので驚きました。塩ビ製品を焼却しない、自然にかえすのがよい、とはいっても自然に還るには気の遠くなるような年月が必要ではないでしょうか。数台のトレーラーが廃棄物を2メートルに圧搾し、その上に50センチの土をかけていました。1日に50台のトラックが林道を走り、県外からも持ち込まれるということです。ここは、100万トン規模の処理場だそうです。
この町のもう一つの顔は、町中に湧きだしている井戸です。40か所ぐらいい水が自由に飲めるようになっていました。感心したのは、この水を定期的に検査して、地元住民をはじめ観光客に安心して飲んでもらっていることです。水道水と同じ項目を検査していました。ある井戸は、飲み水に適さないと張り紙がありました。検査結果をきちんと提示している姿勢は「おいしい米子の水」といって売っている米子市も見習うべきではないでしょうか。
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千葉市中央区の中央公園で13日、「第2回ちば派遣村労働生活相談会」(同実行委員会主催)がおこなわれました。訪れた人たちか らは「バス運転手をクビになり今年3月から公園で寝泊り中」(37歳男性)、「路上生活でろくに寝ていない。所持金はゼロ」(3 3歳男性)など深刻な相談が相次ぎました。
>>http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-10-14/2009101404_01_1.html
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10月 19日 今日は、ふれあいの里で地域福祉に尽くされた方々の集まりがありました。今年は42回目だそうです。代を重ねながら、こんなにたくさんの方々が関わっておられるのかと感心しました。 表彰された人の中に鳥大病院を退職された看護師さんが多くおられました。積み上げた知識と経験を地域に生かしておられる姿を想像し、気取らない米子人を見つけたようで、「やったね!」と心に語りかけました。
鳥大の竹川講師は「住民パワーでつくろう米子の地域福祉」というテーマの講演をしてくださいました。着任してまだ日も浅いとおっしゃっていましたが、米子市が鳥大と連携して「福祉のまち」として発展できれば、夢のようです。
明日から私たち市議団は、千葉県に視察に出かけます。出発の準備ができていないため今夜はこれで失礼します。台風20号の行方が心配ですね。