2007年9月
月間アーカイブ
月間アーカイブ
9月28日 中学生の駅伝を応援しました。西部地区の25チームで競われた大会で、淀江中学の男子は堂々の優勝、女子も6位と健闘しました。東山競技場を中心に、3キロメートルづつ、6区間を引き継いで走りました。中学一年生の孫も市内の中学から参加して、アンカーを走り、県大会に出ます。大声で孫の名前を呼びましかが、本人は、何も聞こえなかったといっていました。
夜は、淀江「サナメホール」で、新家利恵さんのコンサートを聴きました。「さなめホール」をもっと活用したいという地元の思いが形になって実現しました。ホワイエは幅広い音楽愛好家、百人で埋まりました。演出も照明もとてもよくできていました。お金ではなく知恵が働かせてあるなーと感じました。青竹をバックに天井近くには3日遅れの満月が映し出され、そこだけ空気がしんとしている感じでした。ピアノ伴奏なしの曲やG線上のアリアなど、技術の極みを近くで鑑賞しました。バッハの曲を主に、ヴァイオリンとビオラの音色の違いを楽しみました。アンコールは新家先生のお好きなベートーベンの曲でした。またいつか、こんな会を開いて、心を和ませてください。 スタッフの皆さんに感謝します。有難うございました。
コメントは受け付けていません。
9月27日
9月議会が終わりました。今議会は特に、重要な議会でした。 最終日の今日、来年度、平成20年度から、保育所・学校給食の調理の民間委託を決定しました。今後5年間の委託費を予算上認める、債務負担行為が賛成多数で可決されてしまいました。私達は、最後まで、公的責任で行なうべきと訴えました。給食はどうあるべきか、民間委託ではどんな問題があるのか、など本質についての議論がなされず、多くの議員が民間委託を前提にしており、視点の違いを痛感しました。
国民の食が危機的状況にあり、国は関係する機関と連携し、食育の推進に努めるよう求めています。米子市も特に、子ども達が、健やかに発達するために、食育推進計画をつくり、本腰を入れるべき時なのに、給食調理部分を民間委託によって切り離すやり方は、チームワークが壊され、給食の質の向上へベクトルが向きません。民間委託によって、給食の質の向上がさらに期待できるかという質問に、市長は具体的に答えませんでした。
民間委託後も、調理員の方は退職するわけではありません。これまでの調理の仕事ではない別の部署に配置転換され、新たな仕事につきます。当然効率の低下を招きます。これまでの能力は生かされず市の投資したノウハウが無駄になります。 国の求める、財政計画、人員適正化計画を無理やり行なっているとしか思えません。
自治体の仕事は、住民の暮らし、福祉を守ることです。 民間委託によって更なる住民負担や、サービスの削減が強行される心配が出てきました。自治体が守るべきものは一体何なのか、問い続けていかねばなりません。明日からは、また、新たな気持ちで頑張ります。
夕暮れに、ほのかな香りを放っていたエンゼルトランペット、小波上で。
コメントは受け付けていません。
9月24日
友人がフラワーアレンジメントの教室に通い始めました。
「十五夜」という題のお花を拝見しました。ススキ、リンドウ、けいとう、吾亦紅など秋色でした。
明日は、予算審査特別委員会があります。
保育所・学校給食調理業務の民間委託の補正予算について、総務企画・市民福祉両委員会の委員長が報告します。総務企画は、小学校給食を、市民福祉は、保育所給食について意見を出しましたので別々に報告が行なわれます。その後、討論があり、最終日に採決です。私は、地域住民に責任を負う自治体本来の役目を求め、民間委託を凍結する立場で討論します。
2つの会派から、民間委託を前提とした修正案が提案されますが、公的責任で行なうことが必要だと考え、私達は反対です。
コメントは受け付けていません。
9月23日 秋のお彼岸に、県の母親大会が開かれました。会場は、県立西高等学校で、私は初めて校舎に足を踏み入れました。自然に恵まれた、とても素敵な学校だったので、びっくりしました。もう一度こんな時代に帰りたい、ふと、そんな気持ちになりました。
午前中、10の分科会の内、私は、「あなたの税金 どれだけ増えた?」に参加しました。私達、年金者の国保料は、老年者控除がなくなったことによる激変を緩和する措置がありますが、3年間に限られ、来年も上がるということでした。
午後、記念講演は、神戸大学教授、二宮 厚美先生に「だれもがあたりまえにくらせる社会を!」難しいことながら、わかりやすくお話くださいました。今年、8月出版されたばかりの、「格差社会の克服」をサイン入りで求めました。格差社会をえぐりだすという言葉に酔っている、私です。当分かかりそうですが、いい人、いい本にめぐり合えたと思っています。
帰途に立ち寄った喫茶店で
コメントは受け付けていません。
今議会の補正予算では、保育所・学校給食調理業務の民間委託を認めるのかどうかがかかっています。昨日は、保育所給食、今日は学校給食について、2つの委員会が開かれました。委員からは、税金の無駄使いとなるダブルコストを、なぜ強行するのか、ますます財政難を招くのではないか、来年度に、急いでやらなければならない理由があるのか、保育所の調理業務は、給食の中でも、最も重要な部分で、民間の調理員へ、直接、指示できなければ、子ども達への対応が後退するのではないか。直接、指示ができないことになっている請負では、法に照らしても、実際でも、不可能ではないか、などなど、議論が白熱しました。
結論は最終日、二十七日に採決することになっています。
私達は、どこまでも、公的責任で、子ども達の健やかな成長を保障することを求めてまいります。
早朝の皆生海岸、穏やかな波が静かに打ち寄せていました。
コメントは受け付けていません。