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10月27日 「淀江傘」の催しが米子歴史館で開かれることを知りました。アブラギリなどを塗って作った「淀江傘」の伝統技術が陽の目を見ることになりました。米子市と合併して「何も良くならない」という声を多く聞いていますが、バスを待つ間、ふと目に入ってきました。米子市の歴史観で開かれることが淀江町の方に届いているのでしょうか。今年の年末まで開かれるというのですから、毎朝放送される「ゴミ収集」案内の他に、こうしたニュースも流すことがあっても、と感じました。傘つくりは、戦後だんだん洋傘に押され、ほとんど見る機会もなく、淀江町の住民であっても若い人はほとんど知らないと思います。希少技術はほんの一部の方に守られてきたため、実演などあれば、ぜひ見ておくべきでしょう。まちおこしに一役かってほしいものです。