むきばんだ9月10日、午前中は「むきばんだ」の当番でした。秋雨が激しくて、訪れた人たちをガイドすることはできませんでした。写真はイベント広場です。雨のため霞んでいます。秋の草花は、これからです。
 私は生田 和子さんの葬儀で、お別れの言葉を述べることになったのですが、まとまりません。山を降りながら、一緒に参加した研修会や、ボランティアの時の彼女の姿を思い出し、何を彼女に話そうかと迷いました。
 「むきばんだ」を訪れた、広島大学の学生、約40人は集中講義で昨日は大山の6号目まで登ったのだそうです。これから社会に旅立つ彼らの明るい笑顔につられて、私はちょっとだけ話に入っていきました。
 生田さんの葬儀では、鳥大看護士だった清水美幸さんが、入院していた和子さんの口から「昔とはシステムが変ったため」に辛抱していた様子を弔辞の中で読み上げられました。本当に心が痛みます。
 入院以来、一度の外泊しかかなわなかった和子さん、貴女の気持ちが痛いほどわかります。 残酷です。