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1月13日 (水)市内の独居老人宅へお昼の弁当が届けられました。月に1度といっておられましが、赤飯にお正月料理がぎっしりと詰まっていました。今月は、社会福祉協議会からの援助があり、無料だと配達の人から聞きました。私の知り合いは、こうした取り組みに感謝しつつも 「今は、食事をなんとか作ったり、掃除をしたりできるけれど、出来なくなったら年金が6万円しかないので心配です。どうすればよいのか。自宅で暮らしてゆけるのだろうか。」と年初め早々に聴きました。お弁当を届けてくださった方も、高齢者でした。
 別な方からは、母のデイサービスの費用に苦労していると聞きました。オシメ、食事、利用料などに月に4万円ほど足さねばならず、自分のバイト代はそっくりその費用に使って生活が苦しいと嘆いておられました。聞いて行くと何処でもこのような話になります。私たちの親の時代はどうだったのか、どうして凌いでいたのでしょうか。措置といえども、今よりも負担が軽かったのではないでしょうか。支援の必要な方は、当然の権利として、お金のない人には無料で受けられる世の中にしなければならない。お金のない人が利用しにくい今の制度を変えなければと思いつつ知人宅を後にしました。