9月議会の初日、19日のことです。
私のかかわる民生環境委員会で重要な議案と陳情が審議されました。
 知的障害のある未就学児童の通園施設「あかしや」の保護者会から、10月より負担増が行なわれようとしている利用料、食事代の負担の軽減を求める陳情が出されました。委員会(8名、 委員長 伊藤ひろえ、松本松子、笠谷悦子、谷本栄、藤尾信之、松田正、八幡美博、吉岡知己)はこの陳情を趣旨採択しました。

 続いて、議案第112号の審査をしました。この議案の内容は、障害者自立支援法に合わせて、あかしやの利用料と昼食・おやつ代を国の決めた基準で徴収しようとするものです。委員の中からは、結論を急ぐべきではない、国のいいなりなら市など無くても良い、など鋭い意見や質問は出ましたが、いざ採決をとる段になると、反対したのは松本ただ1人でした。負担軽減の陳情には賛成しながら、もう一方では負担増の条例に賛成する、こうした議員の態度に矛盾と怒りを感じます。

 今日付けの日本海新聞に、私達共産党が2人そろって負担増に反対したことや、議案の問題点を指摘し、現状より負担増にさせないよう、提出議案第112号に反対討論を行なったことなどが報じられていません。地方紙だったら尚のこと、国の悪政から住民を守るため奮闘している議員のことも知らせる、そうした姿勢をメディアに求めたいと思います。