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 10月9日 近所の美容師さんから”今夜咲きそうですが、どうですか”と案内があり飛んで行ってきました。月下美人が開きかけたばかりで、ほのかな白粉の匂いが漂っていました。近所の皆さんも”花見”に集まられるそうです。今夜は10ヶほど開きそうです。

 さて、米子市議会9月定例会が8日に終わりました。議案は1件で、陰田町にある市営住宅の1部、特定賃貸住宅が廃止され、すべて市営住宅になります。5階部分の5戸ですが、家賃が下がり、入居を待ち望む人々にとって朗報ではないでしょうか。抽選が待たれます。

 陳情採決では、見事に5本全部が否決されてしまいました。従軍慰安婦問題では、次の世代に歴史の本当について知らせることが大切、とか河野談話についても述べるなど、委員会でも活発な意見が出されました。8日の本会議では賛成が10議員で採択には及びませんでした。
 「新たな保育所制度へ改正することに反対の声」を国に挙げる陳情は、共産党議員、3名だけが賛成で起立しました。
 米子民主商工会婦人部からの「所得税法56条の廃止」を求める陳情は、他会派の議員3名と共産党3名で6名が賛成しました。
 「崎津がいなタウンの土地を場外舟券売り場に売却する」ことに反対する陳情は、他会派の議員とで6名が賛成しました。
 「子宮けいがん予防ワクチン助成を米子市に求める」陳情は、他、会派の議員とで9名が賛成しました。
 傍聴者の皆さんが、登壇して討論する私たちを励まして下さいました。今回、結果は駄目でしたが地道な運動で今後も頑張りましょう、ね。

 補正予算で、図書館・美術館の設計費用990万円の増額が提案されましたが、これに対し、議員の中から、「今、公会堂の存続か、廃止かと判断をしないままに、図書館・美術館を別だからと進めることは問題ではないか」という声が上がり、議員15名が賛同し、補正予算に付帯決議しました。
 私たちは、賛同する前に、市長が方向性を示す、12月議会まで、ちょっと立ち止まり、市の方向性が決まってからでも図書館・美術館の設計は問題ない、と結論を出し、付帯決議に賛成しました。

 「SC鳥取への支援」について、米子市は、12月議会に、1000万円、支援のための補正予算を計画しています。鳥取県が2000万円、競技場のある鳥取市が2000万円、米子市が1000万円ということです。会社から、求めがあって、といいますが、「そこまで、するか!」という、反対の声も聞かれます。暮らしに困っている人のことを考えると、「できる範囲」で良いと思います。
 スポーツは、人間が作った文化の1つで、心身ともに豊かで潤いのある生活を営むのに必要不可欠なものです。しかし、スポーツをビジネスととらえる今の政策に疑問を持っています。子供たちが、自分たちの知力、体力を総動員してぶつかりあう姿は、大変すがすがしく感動します。そうした環境整備は、まだまだ十分で無い折、株式会社への支援はいかがなものでしょうか。

 午後8時と9時に写しました。ずっしりとした花が生き生きしています。