朝晩めっきり冷え込んできましたね。今夜、高く登った月を見ながら自転車で走っていますと風が上着を通しました!。”おお寒い!”でした。今年は、新型と従来の両方に効果がある混合ワクチンが接種されることになりました。例年より遅れて11月から受けられるそうです。何といっても風邪をひかなくてすむのですから、億劫がらないで受けてくださいね。私も例年より早めに、と思っています。
 米子市議会市民福祉委員会は、19日から3日間、行政視察に行ってきました。
 10月19日は、東京都町田市です。市長は、ゴミの7割を焼却処分している現状をゴミ減量と資源化を促進するため「町田市ごみゼロ市民会議」委員を募集しました。予定の50名をはるかに超え、130名が議論を重ねて提言をまとめました。もったいない精神で「ごみゼロまちだ}をつくろう。ということになりました。1つは、家庭生ごみの全量資源化を計画的に進める。2つには、プラスチックごみの減量、資源化はできることから始める。3つは、資源化のための「リサイクル広場」を実践の中心に。4つは、小学校などで出前環境教育や町内会や自治連合会、廃棄物減量等推進員などの協力を得ながら、ゴミ減量と資源化の啓発活動を進める。

 生ごみ処理では、戸建住宅で生成した1次生成物は、各自活用するか、余れば行政が回収して農家などへ呼びかけ有効活用する。メーカーとの連携で万全な機器メンテナンス・サポート体制をつくる。

 町田市には、町田市ごみ減量課という特別の課があります。徹底してゴミを減量化しようという意気込みが感じられました。
 ゴミを燃やすことは、有害なダイオキシン類を発生させ、地球の温暖化の促進に当たります。

 町田市は、有料化で集められた税金を生ごみ処理機のリース代金や電気代など市民に理解しやすい財源に使っています。人口約42万人、市内の6か所のリサイクル広場では、週に1度、通常、資源として分別しない紙容器、廃食用油、陶磁器、ガラス食器、家庭金物、ビデオテープ、洗剤の軽量スプーン、パン袋の留め金まで資源化に取り組んでいます。リサイクル広場に持ってくれば、ポイントが付き、1回1ポイントで5ポイント集めればトイレットペーパーがもらえます。市民にとって意欲と啓発の効果があると思いました。人は、どうすれば行動に移してくれるのか、参考にできるのではないでしょうか。米子でも、「ごみゼロの風」を吹かせたいものです。

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