惜しい人が亡くなられて
投稿 松本松子 日付 11年7月9日 10:38 am | カテゴリ: 雑記帳
7月1日 私とは10歳年上の戦争体験者が亡くなられました。
私が、終戦の時、小学校2年生でしたから、その方は、中国大陸で中学生の時です。
数回、お会いしただけですが、ゆっくりとしたもの言い、静かそのもののお人柄でした。
奥さんから、記念にとその方が、昨年出版された「関東州」という本を頂きました。
「関東州」が中国の何処にあるのか知らないで、一気に読みました。
私の全く知り得ない、外地での戦争体験でした。
「これだけは言い残したい」、、、「これで安心」と永い眠りにつかれたのではないでしょうか。
新聞に、来春から使われる「中学校歴史教科書」について在日大韓民国民団鳥取県の代表が
自由社版と育鵬社版の教科書は「在日の生徒には劣等感を与え、日本の生徒には偏見を植え付けかねない」と
不採択を求める要望書を米子市教育長に提出とありました。
正しい歴史認識に基ずく歴史教科書が求められるのは当然です。
憲法が国の基本です。
戦争を知らない世代が、二度と、外国に銃口を向けるようなことがないように、
その思いを深くした、一日でした。
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