12月22日 (冬至)、12月議会が今日で終わりました。最終日にはすべての議案について採決が行なわれましたが、今回は、陳情の中で特に、島根原発の再稼働反対の陳情に賛成討論する議員が多く活発でした。
私は、本会議の前に行われた、市民福祉委員会で否決された4件の陳情の採択を求めて討論しました。1つは、冬季に流行する乳児のロタウイルス胃腸炎のワクチン補助をもとめる陳情でした。今年7月に国はワクチンを認証しましたが、予防接種になっていないため、任意接種で受けると3万円もかかります。国が予防接種に組み入れるまで、費用の助成を求めるものでした。2つには、一本は、介護保険の改善を求める内容、もう一本は、要支援など軽い判定を受けた人を介護サービスから外し、「総合事業」に移し、有償ボランティアなどの安上がりのサービスにしようとする国の政策に米子市が従わないことを求める陳情です。要支援と認定された方が現在、ヘルパーの助けがあって在宅生活が出来ていること、これを外されれば、困難になる、という声と、600筆の署名に寄り添うことを求めました。3つは、「社会保障と税の一体改革」に反対を求める陳情です。、「社会保障と税の一体改革」は、政府・与党が段階的・連続的に社会保障を削り、消費税を増税することがいよいよはっきりしてきました。医療、年金、介護、保育、生活保護などあらゆる分野で行うものです。消費税が経済を冷え込ませ、どれほど国民生活を苦しめているか、、消費税は、低所得者に最も負担を重くする税金であり、社会保障の財源には最もふさわしくない税金ではないでしょうか。地方自治体は、国の悪政に防波堤となって住民のいのちと暮らしを守ることが使命です。と訴えましたが、賛成は共産党だけでした。
なぜ、多くの議員は陳情に応えようとしないのでしょうか。議会が動かないのが一番の問題です。誰のために議会に出ているというのでしょう。か。

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ネオンが美しく、つい、パチリとシャッターを切りました。少し寒いのですが、あちこちと狙って撮りました。でも、ちょっと、、、ネ、。

12月18日 「米子9条の会」主催で、安斎育郎さんの「核兵器と原発」の講演を聴きました。特に、印象に残ったのは、「子どもへの放射能被曝について、臓器の大きさによって被爆の被害が異なるということでした。改めて勉強しなければと思いました。

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12月23日 霙交じりの中、鮮やかな彩りのラディッシュも白カブも御近所の方からいただきました。新鮮な野菜など寒さも厳しい被災地ではどうでしょうか。遅々として進まない対策。東電も国にもいらいらします。年末も新年も返上して人らしい暮らしを補償をさせなければなりません。

明日、12月24日は、消費税増税反対の署名行動に参加します。風邪などひかないでくださいね。