淀江町と韓国高城(コソン)郡との関係は、1996年に始まり、町民、役場職員が活発に交流していました。交流員が講師になり韓国語講座も開かれていました。、何年か前、友人と二人で大山に行った時のことです。博労座の観光会館で彼女が韓国語の説明を読むことに驚きましたが、後になって、友人も韓国語講座に通ったので読めるようになったとききました。合併後、交流員も見かけなくなり、韓国語講座も継続が困難になったと聞きました。以前には、町民の訪韓も何度かあったと聞いています。今日の知らせを聞いて、寂しく思われた方もたくさんあるではないでしょうか。国と国との付き合いは、通じ合えないことも多々あるのでしょうが、乗り越えられない理由が、淀江町の合併によるのであれば、合併後の米子市の努力が問われます。市の説明では、2010年には、15周年を迎えることから、今後の交流について担当課長宛てに文書を送ったが返事が来なかった。2011年、市は企画部市民自治推進課長以下3名が高城郡庁を訪問し、交流の意思がないことを確認したので、解消するというものでした。県を上げてアシアナ航空を支援しながら、米子市ではこれまで築いてきた友好関係を解消するという、皮肉なことが起きています。淀江支所には、コソンから贈られた品々と協定書が空しく置かれています。

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