DSCN2572冬菖蒲が咲きました

3月議会は、代表質問、関連質問、予算総括質疑、3つの常任委員会が終わり、明日は予算特別委員会と建設水道常任委員会が開かれます。中海問題、基地問題、行財政改革、都市機能整備問題の特別委員会も順次開かれて、27日には議案、陳情の議決の最終日を迎えます。

今日21日は、淀江中学校の武道館が改築され、式典に参加しました。
今年から中学の体育に武道が12時間組まれることになりました。
淀江の剣道7段の方が2人で、日本剣道形を披露されました。息使いまで伝わる気迫でした。姿勢は勿論、礼儀作法は、
薄暗いお茶の席で真剣な話をする、ちょっと禅の雰囲気を感じました。
中学生は、木刀で習うでしょう、か。どういった剣道を授業で習うのか見たくもありました。

東日本のような大震災に備える財源をと、国に従って市民税を500円引き上げるという市税条例の改正案が今議会に上程され
ました。 震災に備えての必要な財源とはいえ、どうして、所得に応じた税にしないのでしょうか。
今でも、年間8千万円から1億円の市民税の滞納があります。昨年、国民健康保険料の10%の値上げ、今年、介護保険は1
4%の値上げです。逆に今年から年金が下がります。消費税も上げるといっています。
平成26年から35年までの10年間も続ける改正です。とても賛成できません。

東日本の地震、津波、原発事故によってたくさんのガレキが発生し、復興の妨げになっています。
ガレキ処理を野田首相が全国の自治体に要請したことで米子市長が鳥取県では初めてそれに応えるというのです。

私は、地震や津波によるガレキであれば、すぐにでも応えるべきです。しかし、今回のガレキは放射能が付いていないか、どの
レベルか、市民の将来にとって安全と保証できるのか、国が科学的な根拠を示し、対応についてもきっちりと決めていない現状
では、搬入に「ハイ」とは言えませんん。

一番に、国が、広域でガレキ処理をする場合、放射能の基準を決めて、最終処理を国がどう責任を持つのかを明らかにしなければ地方自治体は困ります。米子市長も、国の要請を受けたからといって、しっかりした基準も明らかにされないままに、受け入れを返事する、このようなことは許されません。

市民を2分するようなことにならないように、納得できる対応を求めます。

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3月17,8日両日松江市で開かれた日本環境学会での芦原康江さんです。(さよなら島根原発ネットワーク)

明日の予定です。