DSCN2576寒空の下で沈丁花が咲きました。良い香りがしています

3月24日
昨日の環境省の職員の説明では、岩手、宮城両県のガレキの放射能汚染については説明されましたが、肝心な焼却処理後の始末について、市と国の方針に食い違いがありました。

焼却後の最終処分も含めて自治体にお願いするという国と、焼却処分に限っての協力の立場である米子市との間には、平行線が続きました。

派遣された環境省の職員だけではなく、国は、震災ガレキに対して、どの程度認識しているのか、一般ごみと同様な処理でいいと考えているのではないかと疑います。

岩手、宮城両県のガレキの放射能汚染が低濃度とはいえ、全くゼロではありません。後悔しないために安全の上にも安全をという立場で取り組まねばなりません。

傍聴者の方たちは、午後にもっと具体的な話がやり取りされるのではないか、といっておられる程、肝心な話が聞けず、尻切れの説明会に終わりました。

国は最終処分場をどうするのかも含め対応すべきであり、市もそれをきっちり求めていかなければなりません。それらすべてについて住民の合意が得られてこそ、受け入れを決定すべきではないでしょうか。