2月15日 
 民生環境委員会が開かれ、これまで一世帯の最高の保険料は53万円まででしたが、56万円へ、3万円も値上げになるかもしれません。これが、3月定例議会で議決されます。
 国は医療経費の45%を支出していましたが、年々改悪し、今では38%まで引き下げました。国の制度として、7割減免、5割減免が、市には2割を減免する制度があります。それでも、払えなくて滞納する世帯がたくさんあります。滞納すると短期保険証や資格証が渡され、全額自己負担で、医療にかからなければなりません。手遅れのため命にかかわる事態も起っています。
 この度の引上げは、厚生労働省からの通知によって、米子市が上限を引き上げるものですが、国の支出を元の45%に戻すことなく、増税で苦しむ市民に更なる負担を掛けることになります。
 影響を受ける市民は980世帯、所得は約500万円ぐらいのレベルだそうです。決して楽な生活ではありません。問題です。