原水禁世界大会が4日から広島市で開かれています。
67年前の今日、8時15分に米国トルーマン大統領の命令で広島に原爆が落されました。
今年の夏も暑いですが、あの日の暑さには比べられません。
原爆による10数万人の死者と生き残った人の苦しみはいまだに続き、さらに悲しみが深まっています。

福島第1原発事故は、原爆以上の被害を国民に負わせました。
安全神話によって、国民は二重の苦しみに立たされています。
目に見えない放射能被害は、避難している人や地域で仕事をしたい人達に生活設計さえ立てられない状況にしています。
ロシアの原発事故では、26年たっても、1500人いたという村に、現在8人しか住んでいないということです。
同様な問題が日本でも起きるのではないでしょうか。原発から50キロ離れていても、ホットスポットでは、、、、、、、。

中国電力島根原子力発電2号機がストレスとテストを国に報告したといいますが、
一度事故があきれば、被害を受けるのは私たちです。
起きなくても、核のゴミは処理できません。絶対稼働させてはなりません。

広島市には、海外代表をはじめ6800人が参加しました。
原発ゼロを求める声と行動を世界中に広げ、政治を変える責任を強く感じます。

妻木晩田遺跡ボランティアで、大山町で自動車を販売している方と組みました。
参議院で審議中の「税と社会保障の推進法案」で消費税を8%から10%にという話で、
8%になる前に駆け込みで売れるが、消費税を転嫁できづ、商売は続けられない。
子どもに後を続けてほしい、そんなこと言えない。「転嫁できない」とはっきり。
地元の要望にこたえ、親切に対応している事業者が、次々消えていく、そんな不安を覚えました。
身近な商店がなくなって、いま、遠くのスーパーまで行かねば揃わない日常です。
TPPが暮らしの全てにかかわることなどお互いに意見を交わしました。
農業のやり方を、農薬を使わず、田植え時に紙を敷き、草の繁殖を防いでいる。
しばらくすると、紙は融けるのだそうです。こうした努力に目を向けて、
安心できる食料を国民に食べさせる立位置で政治を進めるべきではないでしょうか。

今日、ナデシコジャパンがフランスと対戦します。前回は、負けているそうですが、どうでしょう。
決勝戦に残れたらいいですね。イギリスに住む娘は、チケットが手に入った、と知らせてきました。

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妻木晩田遺跡・洞野原の四隅突出墳丘墓             陶器のように美しく、美味しいトマト