s_DSCN0567.JPG 市政討論会のテーマは3月23日、米子市議会の全議員が参加する予算審査特別委員会で、執行部提案の19年度一般会計予算案を否決したことについて、議員の考えを尋ねられました。
 私は、国の進める市場主義や構造改革で市民生活は困難が増大しており、このような時の予算は、市民生活を守ることに徹するべきで、特に、公共料金の凍結、福祉・教育への重点配分がなされるべき、そうなっていないから、反対をしました。
 ごみの有料化や下水道処理費の引上げなどについて、市民の意見を聞き、理解と納得の上で、決めたものではありません。市民との協働によるまちづくりをうたっている総合計画にも反するやり方です。
 だんだんバス、どんぐりコロコロの循環バス運賃を100円から160円に、ふれあいの里と老人憩いの家の風呂の使用を有料にするなど、利用者の希望や安堵感を奪う内容が盛り込まれています。この他にも就学援助を受けている準要保護家庭の子どもの給食費の新たな負担、人工透析患者への補助の削減、福祉タクシーの回数券の削減など命と健康を脅かす非情なものといわなければなりません。以上の内、何点かを選んで発言しました。
 つづいて、改正介護保険について、市民の皆さんから、予防重視で、歩けるようになった、良かった点。介護度が下がり通所デイサービスの回数が減らされ悪くなった点。認知症の方が介護度が上がって喜んでいる。などを聞かせていただきました。わらいどおりから参加された後藤 秀一さんから、今後の問題として、高齢者の権利や虐待に対して地域包括支援センターが機能する重要性について話されました。主任ケアマネージャーの安田 博子さんから、包括支援センターの切実な財政についてもお聞きしました。私は、予防プラン作成の報酬が8千5百えんから4千円に下げられていることが問題だと思うと述べました。今後もこんな会に参加して実態を勉強しなければと思います。 
 米子道の下から見上げた美しい大山と役目を終えて、ほっとした私です。