今年もあと4時間ほどでお終いです。「大晦日のやな」と大人が話していた子どもの頃が懐かしく思いだされます。私が小学生で兄は中学生でした。高いところを掃除する兄の手元をまぶしく見ていたことが思い出されます。1年に2度の大掃除が恒例になっていました。春は畳を干してパンパンと埃を払い、縁の下に風を通しました。戦後間もないころのことです。 最近は、あまりここまではしませんね。
今年は、東日本の「震災ガレキ」の受け入れを3月に市長が表明したことが大問題でした。市長の言葉を受けて「被災地支援」だからと賛成するの人、放射性物質は内部被爆の危険性があるから拡散してはならないと反対する人とに市民を二分する程の議論となりました。国が最終処分場をもたない自治体には「震災ガレキの広域処理」は求めないという結論を出すまで、一日、一日がとても長かった気がします。青森県、秋田県、山形県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、静岡県、富山県、石川県、福井県、三重県、大阪府、福岡県、などで受け入れや受け入れの具体的検討が行われているといわれます。しかし、これでは全国に広げることになるのではないでしょうか。解決とは言えませんね。廃棄物は、拡散させず発生地域で処理するのが原則です。まして放射能物質は、拡散を防止して封じ込めることが大原則であります。今年のニュースとして、受け入れしなくてすんだことが嬉しいし、もし、受け入れるという方針を市長が変えなかったなら、未来のために受け入れを断るまで頑張らねばならないと思います。
写真は、淀江中学校の生徒の文化祭での作品です。淀江町の自慢できるものを人気投票していました。上淀廃寺や妻木晩田遺跡などはありましたが、自然の素晴らしさに気が付いていました。
水道水と湧水の成分分析を発表していました。