6月28日
 第2回地域公共交通会議が開かれました。6月25日に開かれた淀江地域審議会が市長に提出した①ルート変更については賛成する。②料金改定については、現時点では反対。ルートを変更した後で、利用者が少なければそのときに値上げを検討しても良いのではないか。という意見書の中身が委員に理解されなかったため、不調な結果に終わりました。だって、乗ったこともない、淀江の地域を知らない人たちの手で料金を決める、ほんとに無茶な話です。委員の中には、市の財政が苦しいのだから仕方がないのではないか、という意見が多かったようです。財政についても、当局は委員に対し充分説明していません。バス賃収入で走る性格のバスではないこと。国からいくら補助があり、福祉の意味合いの強いバスで、市の周辺部にすんでいる住民が住み続けるために走らせているといったことなどの説明がありませんでした。会長は、合併して間もないのだから、地域審議会の意見を尊重すべきではないかと、何度も委員にボールを投げかけましたが、最終的に7人中6人が値上げに賛成しました。
 私は、傍聴していて、情けない思いをしました。地域審議会の意見書を市長は見ているはずです。にもかかわらず、市長は、値上げを求めて委員会に提出したのです。淀江地域審議会の意見を尊重する立場なら、値上げを引っ込めるはずです。市長に何のために審議会の意見を聞くのか、と問いたいです。
 地域の住民の声を聞かないで、淀江を知らない委員の人達に決めさせる。そんなことを平気でして良いのか。市長は、ごみ有料化も審議会の決定にしたがったもの、とすましています。本当に許せないと思います。 今日は蒸し暑く気持ちまで暗くなりました。が、明日は笑顔で頑張るしかありません。