DSCN0774.JPG 8月21日
前回の地域審議会で「どんぐりバスの運行については、コースの変更には賛成するが、同時に値上げすることには反対する」、と珍しく全委員の意見が一致したことが嬉しくてここにも書きました。
この地域審議会の意思を文書で市長に知らせることも確認しておきました。しかhし その後に開かれた地域公共交通会議に、市長は地域審議会の意向を伝えていません。地域公共交通会議の委員さんの中には、「どんぐりバス」に乗ったことのない人もあり、路線バスの廃止に替わって走らせていることも知らない方が多くありました。そして「米子市も財政が大変だから仕様がないじゃないの」といった立場で値上げに賛成された方もありました。
市長が地域審議会の意思をしっかり伝えていたら、こんなことにはならない筈だ、と会を傍聴していた私は腹が立ちました。
今回、私以外の他の委員さんからも市長の認識の軽さに怒りが爆発していたことを知りました。(この委員さんは仕事の都合で欠席されたため文書での抗議でした。)

次に、淀江支所、教育委員会淀江分室のあり方の見直しについて市側が説明をして、委員が意見を述べました。
合併後、淀江支所では何一つといってよいほど、決定することができません。それを100歩譲っても、住民への相談窓口は残すのかと尋ねましたら、それは当分続けるようです。発生件数が少ないから統合するといいますが、少なくてもなくなったら困るものもあります。し尿の汲み取りに関すること等も当てはまるのではないでしょうか。市民生活課に関係する、ひとり親のための福祉、家庭児童相談、障害者福祉、補装具、日常生活用具など統合するということになっていますが、決定はできなくても、せめてこれまで通りの相談は応じるべきではないかと質し、相談に乗ることを確認しました。
合併3年目の来年度から、淀江支所で処理できるのは、振興課 12事務、 市民生活課 103事務、地域整備課 30事務に縮小されます。
平成元年、3億8千6百万円を借金し、25年の返済がまだ続いています。当時に比べ職員数も激減する事は確実です。
空きスペースは、住民が意見を出し合って、活用を決めたいですね。

遅れて咲いたナタ豆の花