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12月25日 
 久しぶりに出会ったお年寄りの方が元気がないので聞いてみると、「家でじっとしていると、体の調子が悪いんです」と言われました。
 介護保険の認定が「要支援2」に下げられたため、週に3度、デイサービスに通っていたところを、2回に減らされ、祭日に当たったりすると週に1度になることもあるそうです。「運動不足になってね。」と声まで細くなっていました。 デイサービスは引きこもりを防ぎ、社会参加や健康維持に効果があったのに、改悪に次ぐ改悪でお年よりから生きがいを奪っています。 こんな社会、どうすればよいのでしょうか。
 その方は、「デイサービスの施設の所為でもありません、包括支援センターの指示だと説明を受けたけれど、私にとっては、健康が維持しにくくなった」とつぶやいておられました。くるくる変る制度に、健康まで害されています。
 今日は12月議会の最終日でした。私は、「保育制度の堅持・拡充、学童保育・子育て支援予算の増額を求める陳情」の賛成討論に立ち、社会保障の財源について、大企業への行過ぎた減税は止めること。5兆円にものぼる軍事費にメスを入れることをすれば、福祉充実のための予算はつくれると発言しました。介護保険制度も同じことではないでしょうか。

 税金の使い方について、皆さんはどう思われますか。