s_dscn1001.JPGs_dscn0995.JPG 4月11日 新婦人と米子民商婦人部の方と共に、市教育委員会に対し、就学援助の改善を求める交渉を行いました。
 米子市は財政難だからという理由で、これまでの生活保護費の1,3倍としていた基準を、平成19年度に1,2倍に引き下げました。引き下げたにもかかわらず、就学援助を受ける生徒が逆に増えています。(18年度、16,3%。19年度、17、0%)。これは、貧困家庭の増加に他なりません。基準からはみ出た家庭は、所得も上がっていないわけです。就学援助が切られ、大変深刻な事態になっています。
 せめて、鳥取、境、倉吉市の1,3倍までに戻すようにと要望しました。

 昨年は、義務教育における給食費未納家庭の増加問題を、「払えるのに払えない家庭」ということを特に取り立てたマスコミもあり、一部の新聞を除いては、こうした貧困家庭の増加の原因についてクローズアップしませんでした。
 今後求められるのは、他市並みに基準を引き上げることと、給食費未納家庭の現実を微細に見たうえでの対応が、なされなければならないと思います。

奥出雲の桜  担当者に要望する市民