s_dscn1030.JPGs_dscn1026.JPG 5月11日 鳥取県民主医療機関連合会主催の医学生の集いで、1980年生まれ、長崎市出身、27歳の福田衣里子さんの講演を聞きました。彼女は、広島修道大学人文学部に在学中の2001年にC型肝炎であることを知り、インターフェロンなどの苦しい治療を受けられました。現在は健康で長時間の講演も立ってお話をされました。04年には、九州訴訟に実名で参加しておられます。
 彼女は、和解が成立したけれど、ほんの一部の人です。カルテや証拠となるものがないため、これではほとんどの人が救われません。C型肝炎は医療事故によってかかったものであり、企業と国の責任です。薬害にかかっていない皆さんにできることは、私達の声を聞き、広め、国に対しての力をお貸し下さい。いろいろな事情で原告になれない気の毒な人もあります。私は、家族の理解が得られ勇気をもって原告になりました。薬害肝炎の最後の人まで救われて、安心して医療が受けられるようになるまで、体の続く限り国会でも何処にでもいってお話します。厚生省は、口約束では何もしません。と結ばれました。知り合いの淀江町の方に是非聞いていただきたかったので案内はさせていただきましたが、農作業が忙しいためおいでになれませんでした。

近所にアンネのばらが咲きました。

原告の福田衣里子さん