10月29日
淀江には、妻木晩田遺跡の稲作の歴史にもかかわってきたともいわれる大山山麓からの湧水が多くあります。名水100選の「天の真名井」や因伯の名水「本宮の泉」には、住民の他にも遠くから水汲みに訪れる人もあるので、「飲み水としてどうなのか水質検査を行なう必要があると思うが、その考えはないのか」 と合併して間もない平成17年6月米子市議会で私が質問しました。これに対して市長は、「名水には水質基準が設定されていないから、水質検査は行なわない」という答弁でした。
ところが今日、偶然開いた「米子市のホームページ」に、両方の名水は検査の全項目が基準値を下回っており、安全であるとありました。
「農薬検査しか行なわない」といっていた米子市長が26項目の水質検査を行なったことがとても嬉しいです。
安全ではありますが、生水はそのままではなく沸騰させてから飲んでくださいとありました。

数年前に、道路工事によって新たな湧水が生まれました。周辺の環境が整備されているので水汲みに来る人が多いと聞いています。そうであれば、同様な水質検査を行なう必要があるのではないでしょうか。

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法隆寺と同時期の壁画が発見された上淀廃寺跡です。