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 6月1日で思い出すのは、高校生だった頃のことです。明日から夏服なのに、去年、何処にしまったのかわからなくて慌てたことです。一着しかない服を探しに探しました。でも、この頃は何日からと決まっていないのか、5月の末から夏服を着て通学する高校生を見かけました。若人が季節の先を行く服装で町を歩くと、あたりも青春の喜びにあふれて爽やかになります。
 今日、同僚だった人が、お茶の教室を開いておられ、お誘いを受けました。裏千家のお手前で、よく点てられた美味しいお薄をいただきました。お師匠さんはすでに読者で、お弟子さん達に新聞「赤旗日曜版」をすすめて帰りました。
 
 年金者組合の方達がエルモール通りで最低保障年金の署名行動をしておられました。揃いのはっぴを着て元気な声が通りに響いていました。丁度、通りかかりましたので、短時間ご一緒しました。残念だったのは、「年金をもらっているのだから、こんな署名はすべきでない」と、自分さえよければいいという高齢者に出合ったことです。私は、「あなたのような人はほんの少しですよ。多くの人は、介護保険や健康保険料を引かれて、食べていけないほどの年金なんですよ」と言いましたが、聞く耳をもたず足早に去っていきました。その後に、「あの人は、間違っとるわ。」そういって快く署名をしてくれた人があってほっと救われました。「この署名、いつになったら年金を上げてくれるの?」そう聞かれ、「今度の衆議院選挙です。頑張りましょう。」そういって別れました。