米子市議会

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明るい米子10月号 9月議会報告

07年10月27日 | 米子市議会, 議会報告

「明るい米子10月号 9月議会報告」ができました。保育所・学校給食の民間委託、島根原発の安全性などについてなど、松本、岡村両議員の一般質問、実現したことなどを掲載しています。

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視察から帰りました

07年10月5日 | 米子市議会

DSCN0853.JPG 10月4日 市議会の市民福祉委員会は、10月2日から千葉県の松戸市と八千代市で保育所民間委託について、東京都の稲城市では、介護保険の地域包括支援センターと福祉ボランティアについて視察しました。
 松戸市は、人口約46万人、面積61k㎡です。保育園は45園あり、公立23園、私立22園です。現在、公立の3園が民間委託されています。1年に1園づつ、今年で3園目です。民営化の対象園は、職員の退職などによって選びます。決定すると、すぐに、保護者役員や園長などで作る調整委員会にかけます。平成16年の保護者向け説明会は8回、調整委員会は5回も開いています。委託方式は、市民への情報提供の上、アンケートによって決めます。また、受託しているのは、いずれも保育園を経営している地元の社会福祉法人です。また、驚いたのは、委託期間が2年間で、2年の終わりに、保護者のアンケートによる評価を行う、そのために、短期間なのだそうです。市は、十分情報提供を行い、徹底して市民の声を聞いたといっておりました。
 3園の委託によって1億円、節約でき、「どう生かすのか」の質問には、「子育て支援センター、冷暖房設置、社会福祉法人の建設費補助に充てる」でした。松戸市の1人の園児にかかる保育経費は、公立では、143万円(年)、私立では117万円(年)この差は人件費です。公立の保育士さんは平均年齢40.8月、経験年数18年11月、給料33万円、私立の保育士さんは平均年齢28.11月、経験年数5.9月、給料18.9万円と開きがあります。民間の保育士の給料が低いのは、長期雇用の条件が整っていないといわれており、松戸市でもそのとおりでした。公立保育園の民間委託は保育士さんをリストラし、保育所運営費を削減することです。今後、どんどん広がれば、遂には民間の保育士さんにとっても、今以上、低い給料になりかねません。それでは、保育の質が保証できなくなるのではないでしょうか。
 米子市は、国の求めに応じて、定員適正化計画、財政健全計画をつくり、9月議会で、保育所・学校給食調理業務の民間委託を可決しましたが、市民への情報提供と説明が松戸市に比べどうであったか。
 今後、米子市が、保育所を民間委託するか、しないかを決めるに当たって、市民が納得できるまで会合を開き、市民の疑問に応える、市民と向き合って決めるという松戸市のやり方へ持っていくことの必要性を強く感じました。 

 降り立った視察先の駅に、ダリアが生けてありました。

市民が納得できない補正予算

07年9月20日 | 米子市議会

DSCN0818.JPG 9月19日

 今議会の補正予算では、保育所・学校給食調理業務の民間委託を認めるのかどうかがかかっています。昨日は、保育所給食、今日は学校給食について、2つの委員会が開かれました。委員からは、税金の無駄使いとなるダブルコストを、なぜ強行するのか、ますます財政難を招くのではないか、来年度に、急いでやらなければならない理由があるのか、保育所の調理業務は、給食の中でも、最も重要な部分で、民間の調理員へ、直接、指示できなければ、子ども達への対応が後退するのではないか。直接、指示ができないことになっている請負では、法に照らしても、実際でも、不可能ではないか、などなど、議論が白熱しました。
 結論は最終日、二十七日に採決することになっています。

 私達は、どこまでも、公的責任で、子ども達の健やかな成長を保障することを求めてまいります。
 早朝の皆生海岸、穏やかな波が静かに打ち寄せていました。

明るい米子4月号 日本共産党3月議会報告

07年4月26日 | 明るい米子, 米子市議会, 議会報告

無駄づかい続け負担増押し付け予算に、共産党米子市議団はキッパリ反対しました。3月議会の報告です。

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春が来た!

07年3月14日 | 米子市議会, 雑記帳

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 我が家の、流し場にそっと土筆が置かれていました。誰かさんが、寒い風のなか、散歩か、お使いの帰り道、摘まれたのでしょう。1本だけ、折れ曲がっていました。菜の花とともに今夜の食卓を飾ります。
 議会は、19年度の予算審議に入りました。今日は総括質疑で、岡村 英治議員が代表で質問しました。
 市民には負担増を押しつけ、ムダにきちんとメスを入れない「市民負担増予算」と厳しく指摘しました。
 ごみ有料化で3億5千万円、下水道使用料引上げで2億円、各種手数料、使用料引上げで4160万円といった負担増を行ないながら、国が6年も前から止めている、同和事業を継続したり、西部広域管理組合がほうき町で行なっている焼却灰と不燃物残渣の溶融施設の維持管理費がメーカー側から法外な値段が提示されたことについて、わが党は計画段階から維持管理費が当初計画より大幅に上昇することは避けられないと指摘してきました。全国でも、3台しか稼動していない溶融炉で、西部広域のように、プラスチック等の不燃残渣も溶融している所は無いそうです。交渉を重ね、維持費の高騰を抑えると市長は答弁しましたが、ごみを減量して溶融しないですむようにしなければ、市民の福祉予算が守れない思いがしました。
 事業所のごみについても、自宅が商店と兼用になっているような場合は、区別の仕様がありません。こんなときどうするのか、と質問しました。市長は、事業系のごみは区別して、あくまで取らないといいました。岡村議員は少量であれば、事業者といっても地域の住民だから、そのことを念頭においてごみ収集に当たるよう、強く要望しました。

松子は市議会で明日、質問します

07年3月11日 | 米子市議会, 雑記帳

DSCN0559.JPG三月の定例市議会で、次の4点について質問します。
1、改悪介護保険法による市民サービスの削減に対する市の背策について
2、医療法人大淀会の今後について
3、保育園の民営化を中止し保育の充実を
4、特別医療費助成制度の継続について
 3月12日 10時に開会されます。 遠藤 通議員の次に行ないますので11時頃になる予定です。私につづいて岡村 英治議員が行ないます。現実に目にしていることをしっかりと述べたいと思います。感想などありましたら、どしどしお寄せください。それを参考にさせていただきながら、今後の議員の責任を果たしたいと思います。

 我が家の4女、ミー子の今朝の様子です。久しぶりに登場させました。

国保料を引上げる提案が3月議会に

07年2月16日 | 米子市議会

 2月15日 
 民生環境委員会が開かれ、これまで一世帯の最高の保険料は53万円まででしたが、56万円へ、3万円も値上げになるかもしれません。これが、3月定例議会で議決されます。
 国は医療経費の45%を支出していましたが、年々改悪し、今では38%まで引き下げました。国の制度として、7割減免、5割減免が、市には2割を減免する制度があります。それでも、払えなくて滞納する世帯がたくさんあります。滞納すると短期保険証や資格証が渡され、全額自己負担で、医療にかからなければなりません。手遅れのため命にかかわる事態も起っています。
 この度の引上げは、厚生労働省からの通知によって、米子市が上限を引き上げるものですが、国の支出を元の45%に戻すことなく、増税で苦しむ市民に更なる負担を掛けることになります。
 影響を受ける市民は980世帯、所得は約500万円ぐらいのレベルだそうです。決して楽な生活ではありません。問題です。
 

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