雑記帳

カテゴリ

視察報告書:錦織県議、福住党地区委員長らとともに福島、宮城両県へ(4月)

12年5月8日 | お知らせ, 雑記帳

錦織陽子県議、石橋佳枝、松本松子両市議(米子)、定岡敏行市議(境港)、そして福住英行西部地区委員長の5人が4月3日-5日の日程で福島、宮城両県の視察を行いました。津波や原発事故の防災対策、新たに浮上した震災がれき問題などについて現場から学ぼうと出かけたものです。その報告集が出来上がりましたのでご紹介します。

>> 「福島・宮城視察報告」 日本共産党 米子市・境港市議員団と県議団 2012年4月3日(火)~5日(木) PDF1.05MB

電車に乗って、河原町まで

12年5月7日 | 雑記帳

5月5日 鳥取市の河原町の城は竹下首相の「ふるさと創世1億円」で建てられたそうです。お茶会も開かれ、駐車場が満杯と行楽客も多く、城は美しい姿を見せてくれました。
父亡き後は疎遠になり、訪ねることもありませんでしたが、88歳の父の甥の妻がなくなったという知らせを受けて、夫に代わって行ってきました。

DSCN2750

5月6日 今年の豪雪で枝が折れて木が低くなりました。どうなる事かと心配しましたが、時期になると蕾をつけ、今日は花が開いてくれました。

DSCN2754

市内の歩道に穴があき、小さな子どもさんやお年を召した方がけがをされない内に補修を、と年度末に地域から要望が出ていました。市役所に伝えると危険個所にポールを置き工事を待つことになりました。地域の方から、修繕が完了した、と先日、報告を受けました。こういう市の職員がいてくれて、市民は本当に助かると思いました。DSCN2731

メーデーの集会に参加して

12年5月4日 | 雑記帳

DSCN2722

DSCN2691

5月1日 午後5時30分、米子市文化ホール前の広場に集合しました。色鮮やかな旗が風に翻りました。
年金者組合の立林 央士さんが議長の挨拶をされました。彼の優しい語りは、いつもながらほっこりとします。

実行委員長の高教組の森さんは、挨拶の中で、旧国鉄職員の一人が雪のため、事故が起きてはならないと勤務時間より早く出勤し、線路を除雪し、夕方、4時ごろ家で風呂に入った。定刻より数時間も早く出勤し、勤務時間より長く働いた職員をどうして守らなかったのか、 一人はみんなのために、みんなは一人のために、そうした組合がこれからますます必要になってくる。頑張ろうと発言されました。 今でも、私の胸に響いています。

5月3日 今日は憲法記念日と淀江の日吉神社の春祭りでした。米子では、金光教の春の大祭がありました。
生憎の雨で、「よいとまかせ」神事は中止とか。私の町内では、毎晩、笛や太鼓の練習をして家からでも音色が聴かれましたのに、出番を失った子どもたちや指導者はさぞがっかりだったことでしょう。

午後1時半から鳥取大学の中村英樹先生の憲法学習会が文化ホールでありました。
憲法9条を改正して集団的自衛権を可能にすべきか、など難しい話を優しく、これからもぜひ聴きたいと思いました。

先生が鳥取市の9条の会に寄せられたメッセージ、ぜひ、ここに載せたいと思います。
「戦争絶滅受合法案」、これは、20世紀初めにデンマークの陸軍大佐フリッツ・ホルムという人が考案したものだそうです。
戦争が開始されたら、十時間以内に、次の順序で最前線に一兵卒として送り込まれる。第一、国家元首。第二、その男性親族。第三、総理大臣、国務大臣、各省の次官。第四、国会議員、ただし戦争に反対した議員は除く。第五、戦争に反対しなかった宗教界の指導者。これに財界指導者も加えるとより良いかもしれません。ホルム大佐は戯れで考えたようなのですが、しかし、この法案は、戦争というものの本質を鮮やかに浮かび上がらせていると思います。つまり、自分は死なないと思うからこそ、戦争を始められる。 私たちが、憲法9条や国の安全保障について考えるときには、「戦争が始まれば真っ先に死ぬ可能性のある当事者」として考える必要があるでしょう。「国」が提供する美談に酔って、自ら命を捧げるようなことがあってはならないことです。その意味で「国」すなわち実際の権力行使者の手足を縛り、安全保障に関する危険な選択肢をあらかじめ排除しておくという憲法9条の果たす役割は、これから先も当分失われることはないと思います。日本をはじめ各国で、「戦争絶滅受合法案」が成立するまで。というメッセージ、 皆さんのいろいろな考えをお聞かせください。

玉の浦という椿です。

一人はみんなのために、みんなは一人のために、

山菜の香りがたまりません

12年5月1日 | 雑記帳

4月30日
昨日に続いて晩田山に行きました。
今日は、高島忠平先生の記念講演「妻木晩田と吉野ヶ里」を聴くためです。先生は、1931年生まれで、妻木晩田遺跡の活用と吉野ヶ里遺跡の活用基本計画にも佐原真先生と関わっておられるそうです。

先生は、吉野ヶ里遺跡は、魏志の倭人伝にあるような、環壕・半円形の壕の張り出しと建物・高殿等の跡、鉄製の武器などが、まとまって発見された。吉野ヶ里を邪馬台国とは、一概に決められない。吉野ヶ里遺跡の周りには、弥生時代の遺跡が数多く分布している。吉野ヶ里の大規模環濠集落跡は、「弥生都市」ともいうべきと考えていると述べられました。
妻木晩田遺跡は、平地にあった集落が、弥生時代中期後半に妻木晩田丘陵の一角に立地するようになり、それが次第に丘陵全体に広がり、有力層の墓地造営も行われ、集落となっていった過程を示す継続的集落跡である。古墳時代にも継続し、そうした集落を形成した一族の盛衰をも見て取れる遺跡でもあると、話されました。

銅矛(どうほこ)について、弥生時代前期後半、中期初めに墳墓の副葬品として北部九州で見られた。中期後半に祭器化する。複数一括して地中に埋納された状況で出土する。海中から発見されたものもあり航海や漁労に関して、海神が依り付くまたは犠牲として用いられた祭器と考えられる。

そういえば、島根県の荒神谷の数の多さに驚きましたが、祭器として、そうかもしれない、とうなずけました。
佐賀県、有明海の周辺にも、鳥取県琴浦町の久蔵峰からも出土しているそうです。遠く離れた地域なのに、どうしてこんなに似たものを作ったのか映像で見て不思議でしたが、海流にのっての交流が行われていたと説明され、納得しました。

稲作は、朝鮮半島経由と南方から日本に伝わったと考えられる。稲の遺伝子を調べると、南方の焼畑農法の遺伝子を持っているので、2つの遺伝子が強い稲を作ることに成功したのではないか、と先生。当時の海上交易の危険を思わずにはいられません。

九州の宇木汲田遺跡で発掘されたヒスイは、糸魚川から原石を掘り、山陰で加工されたのではないか。と玉造を思い浮かべました。快い話で、二時間があっという間でした。

遺跡の活用については、①学術的価値を知ること、②謎に迫ろうという市民の関心、③発掘を体感しながら新たな見方をすることが大事と話されました。

DSCN2718 ヒスイ細工

DSCN2721 山ウド

青年キャラバンを迎えて

12年4月19日 | 雑記帳

4月18日 米子市文化ホール前で青年キャラバンが街頭演説をしました。

青年の代表は、
寄せられた100名のアンケートから、若者の多くが非正規労働やアルバイトなど悪条件で働いている。先日、国会へ要望に行ったが、鳥取県選出の某大臣は、「若者がそんな働き方を選んでいるから仕方がない。大企業が儲からなくては経済がよくならない」といい切り、あたかも、若者が好んで非正規やアルバイトをしているかのように冷たかった。このような政治家に任せておけない、現実を打開してくれる政治家を選ぶ以外に道はないと発言しました。

福住ひでゆきさんは
「社会保障と税の一体改革」を野田首相は必死になって進めると言っているが、社会保障の切り捨てと消費税増税が行われ、 暮らしは悪くなる一方です。
日本共産党は富裕者や大きな利益を上げて溜めこんでいる大企業に応分の負担を求めながら、安定した雇用で国民の所得を増やし、応能負担で税収を増やし、社会保障を充実させる、日本共産党の提言について語りました。
また、先日、東日本の被災地を訪れ、「原発ノ」「再稼働ノー」の想いを強くしたこと、 幼い子どもの父親として、
今後も頑張る、と力強く語りました。

石村智子さんは
東日本大震災の現地を訪ね、悲惨な状況を目の当たりにし、復興が進まない原因は放射能のせいです、と訴えました。
地震と津波だけなら、壊れた建物や田や畑で修復にいそしめますが、多くの方が仮設住宅での暮らしを強いられています。
島根原発があのような事故を起こしたら、この地域はどうなるでしょうか?と切り出しました。
今、動いている北海道の泊原発が5月5日に点検に入ったら、全部運休となります。
原発を推進する政府や電力会社は電力が足りなくなると脅かしています。しかし、根拠はありません。
鳥取県の若桜町では、小水力発電とバイオマスで全部賄っている、そう彼女は説明しました。
現地を調査して、皆さんに安心を伝えてくれる、本当に頼もしいかぎりですね。

DSCN2703 今年も思い出の山芍薬が咲きました
DSCN2712 赤碕から美味しい生乾きの「わかめ」を頂きました。

要望していた便利帳ができました

12年4月13日 | 雑記帳

4月12日
今晩、淀江校区自治会長連合会総会がありました。自治会が48あります。世帯数は2、403です。
私は、挨拶を求められましたので、先日、東日本大震災の現地を視察し、放射能汚染の除染の取り組みが進んでいる地域とそ
うでない地域があり、除染の土の仮置き場を決めるにつけても、自治会長さんのお力が大きいことを感じたと話しました。
淀江町においても同じではないでしょうか。皆さんの声を聞いてまとめるというホントに大変なお仕事ですが、これから1年間、よ
ろしくお願いします。というようなことを話しました。

合併して、8年目を迎え、いろいろと支所機能の変遷がありました。
支所で受付なり、処理可能な事務をわかりやすく書いた「便利帳」が必要だと要望していました。
出来上がった冊子はあらゆる事務について書きあげてあります。とにかく、尋ねやすい、「便利帳」になっています。
公民館などに配布されているそうですが、私は、各戸に必要ではないかと思います。

これを活用して、わざわざ、本庁まで500円バス代を使って行かなくて済むようにしましょう。
合併して周辺部にすむことになったため、行政サービスの低下があってはなりません。
役場だったころの親切で暖かい支所の対応を求めていきます。

DSCN2696
手続きがよくわかる 淀江支所の「窓口業務案内」

平地ではさくらが満開ですね。明日には散り始めるのではないでしょうか。
ところが、大山ではあまあーイ香りのムシカリが咲き誇っていました。
まだ、緑には縁のない大山に、幹の色も美しく調和しています。
アジサイのような花が周囲に並んでいます。

DSCN2695

大山では、ムシカリが咲いていました

見ましたよ、月と金星を

12年3月27日 | 雑記帳

3月26日 夜9時 月と金星が少しずれて縦につづいて見えました。顔に当たる冷気のせいか、とても感動しました。

DSCN2593

明日は議会の最終日です。先日は、1年間の予算を審議しましたが、明日は、条例改正の議案と陳情について採決をします。

私は、市民福祉委員会で、公的年金の引き下げに反対する陳情が不採択とされてしまいましたので、本会議で頑張ります。

その後、全員協議会で、米子市のクリーンセンターの訴訟問題の経過などについて説明がある予定です。

年金の陳情ですが、これは、今の高齢者だけの問題ではありません。現役世代にも関係がありますのでどうしても、通していただきたい陳情です。米子市の22年度の年金受給者は、4万2千835人で、年金総額は約540億5千300万円ですが、政府が道理もなく3年かけて2.5%削減する額は13億5千100万円にもなります。国民年金の1人平均月額は約5万4千円です。そうした低年金の人から、月に1250円を削減するといいます。何と冷たい政治でしょうか。議員はどう向き会うべきでしょうか。

DSCN2590 淀江町稲吉のある民家のしだれ梅 これからが見頃です。

« 前ページへ次ページへ »