雑記帳

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肝心な話が聞けなかった

12年3月25日 | 雑記帳

DSCN2576寒空の下で沈丁花が咲きました。良い香りがしています

3月24日
昨日の環境省の職員の説明では、岩手、宮城両県のガレキの放射能汚染については説明されましたが、肝心な焼却処理後の始末について、市と国の方針に食い違いがありました。

焼却後の最終処分も含めて自治体にお願いするという国と、焼却処分に限っての協力の立場である米子市との間には、平行線が続きました。

派遣された環境省の職員だけではなく、国は、震災ガレキに対して、どの程度認識しているのか、一般ごみと同様な処理でいいと考えているのではないかと疑います。

岩手、宮城両県のガレキの放射能汚染が低濃度とはいえ、全くゼロではありません。後悔しないために安全の上にも安全をという立場で取り組まねばなりません。

傍聴者の方たちは、午後にもっと具体的な話がやり取りされるのではないか、といっておられる程、肝心な話が聞けず、尻切れの説明会に終わりました。

国は最終処分場をどうするのかも含め対応すべきであり、市もそれをきっちり求めていかなければなりません。それらすべてについて住民の合意が得られてこそ、受け入れを決定すべきではないでしょうか。

ガレキ処理で環境省の職員が

12年3月23日 | 雑記帳

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3月22日
明日、東日本大震災によるガレキ処理について、全員協議会が開かれます。

米子市議会は、総理大臣が地方に「ガレキ」処理を要請し、市長が受け入れを表明したので、環境省の職員の出席のもと全員協議会を開きます。
私は、総理大臣が処分にかかわる全てについて、具体的な内容を明らかにしないままでは、「受け入れはできない」、と委員会でも述べましたが、今でも、それは変わっていません。

環境省の職員が総理大臣の名代として市議会に説明のため来られるのでしょうか。また、国が全てに責任を持って対処するというのでしょうか。 住民の安全はどのように考えているのか、処理経費についても内容を明らかにして頂きたい。

「ガレキ」に放射能が含まれているのではないかという、市民の不安に国がどこまで応えるのか、が問題です。

市がやるべきことは、全員協議会で出された情報をすぐに市民に知らせ、納得が得られた時点で改めて、受け入れを正式に決定すべきではないでしょうか。

持ち込む「ガレキ」は科学的に放射能の安全な範囲内、と認められたものでなければ、絶対に受け入れられません。

皆さんは、どう、お考えでしょうか。

明日、具体的な内容が明らかにされるのか、すべて、それにかかっています。

ご無沙汰が何度も重なって

12年3月21日 | 雑記帳

DSCN2572冬菖蒲が咲きました

3月議会は、代表質問、関連質問、予算総括質疑、3つの常任委員会が終わり、明日は予算特別委員会と建設水道常任委員会が開かれます。中海問題、基地問題、行財政改革、都市機能整備問題の特別委員会も順次開かれて、27日には議案、陳情の議決の最終日を迎えます。

今日21日は、淀江中学校の武道館が改築され、式典に参加しました。
今年から中学の体育に武道が12時間組まれることになりました。
淀江の剣道7段の方が2人で、日本剣道形を披露されました。息使いまで伝わる気迫でした。姿勢は勿論、礼儀作法は、
薄暗いお茶の席で真剣な話をする、ちょっと禅の雰囲気を感じました。
中学生は、木刀で習うでしょう、か。どういった剣道を授業で習うのか見たくもありました。

東日本のような大震災に備える財源をと、国に従って市民税を500円引き上げるという市税条例の改正案が今議会に上程され
ました。 震災に備えての必要な財源とはいえ、どうして、所得に応じた税にしないのでしょうか。
今でも、年間8千万円から1億円の市民税の滞納があります。昨年、国民健康保険料の10%の値上げ、今年、介護保険は1
4%の値上げです。逆に今年から年金が下がります。消費税も上げるといっています。
平成26年から35年までの10年間も続ける改正です。とても賛成できません。

東日本の地震、津波、原発事故によってたくさんのガレキが発生し、復興の妨げになっています。
ガレキ処理を野田首相が全国の自治体に要請したことで米子市長が鳥取県では初めてそれに応えるというのです。

私は、地震や津波によるガレキであれば、すぐにでも応えるべきです。しかし、今回のガレキは放射能が付いていないか、どの
レベルか、市民の将来にとって安全と保証できるのか、国が科学的な根拠を示し、対応についてもきっちりと決めていない現状
では、搬入に「ハイ」とは言えませんん。

一番に、国が、広域でガレキ処理をする場合、放射能の基準を決めて、最終処理を国がどう責任を持つのかを明らかにしなければ地方自治体は困ります。米子市長も、国の要請を受けたからといって、しっかりした基準も明らかにされないままに、受け入れを返事する、このようなことは許されません。

市民を2分するようなことにならないように、納得できる対応を求めます。

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3月17,8日両日松江市で開かれた日本環境学会での芦原康江さんです。(さよなら島根原発ネットワーク)

明日の予定です。

淀江公民館で議員定数を考える意見交換会が

12年2月13日 | 雑記帳

2月12日 議員定数について、市民との意見交換会が開かれ、傍聴させていただきました。
風邪による体調不良や仕事の都合などで参加者が少なく、委員と傍聴者がほぼ同数でした。

まず、議員一人ひとりが議員数についてのべた後、意見交換が行われ、市民から少数精鋭でいい、
という意見が出ました。 その方は、何時も議会を傍聴しているが、質が問題。だから少数精鋭がいいと発言されました。
でも、議員数を減らして、市民の願いを届ける議員が必ず当選できるか、とっても疑問です。
少数精鋭というのは、多様な意見をのべあって、最終的には合意した方向に進むという民主主義に反します。
それは許せません。

ある方が、「何でも相談できる議員さんが多い方がいい」と。発言されました。
税金を使って、政治が第一にやるべきことは、社会保障と福祉です。
暮らしが大変な時、税金の使い方は住民の暮らし第1。
議員定数のことでなく、道路や橋を要望する声もありました。

委員では、岡村英治議員、門脇邦子議員を除き、他の委員は2名から8名の削減を明言されていました。

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安全が第一の給食を

12年2月8日 | 雑記帳

2月4日 小中PTA連合会の教育懇談会のため、米子工業高等専門学校へ行きました。
今回は、平成27年から開始が予定されている、中学校給食について、PTAと懇談しました。
●弁当派というお母さんは、旬な食材を心がけている、それは子どもの将来のために必要なこと、見かけの良い給食でなく、安全第一、弁当以上の立派な給食にしてほしい、と。
●やっと家でも下の子どもが給食が食べられる。働かなければならない母親が多く、弁当が作れないのかコンビニ弁当やパンで済ませている子供もある。
●残渣が多いことについて、搬送に時間がかかり、味が落ちるのではないか。試食をさせてもらったが、センターで食べるのと、学校で食べるのでは味がずいぶん違っていた。
●ゆっくり食べれるよう時間の工夫が必要ではないか。
●子どもの食事量はいろいろ。一定にしなくても食べれる分だけ入れ、食欲の旺盛な生徒には、お代わりをさせてはどうか。
●冷凍食品を使わないでほしい。アレルギーの生徒へは、弁当の日も認めてはどうか。
私は、高知市で生徒が各教室の電気釜に仕込んだお米でご飯を炊く、食育の取り組みを話しました。

終了後、高専の生徒さんが雪のちらつく寒さにもかかわらず、私たちの車を見送ってくださいました。
卒業されるまでに、安心して働ける社会となりますよう。みんなで頑張りましょう。

DSCN2549 くつろぐ ミー子です

淀江中の武道館が完成間近く

12年2月5日 | 雑記帳

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2月5日 大雪の中でも続けられていた武道館の覆いも取られ、外回りの仕上げの工事が進められています。
文科省は中学校学習指導要領を改訂して、来年度から中学1年生、2年生の体育の授業で武道とダンスを必須化しました。

先日、新聞に載っていた、高知県の学校長アンケートを思い出します。
それには、学校ごとに科目を選択するので生徒の意思は反映されない。指導教員が武道の専門家でない場合、特に柔道ではけがが心配。用具の調達、衛生管理、維持 などの不安が保護者から出ている。と報じていました。

球技などと違い、危険性が高いので十分気をつけていただきたいと願うばかりです。

川柳で盛り上がった年金者組合

12年1月20日 | 雑記帳

1月17日 新年会が「よなご荘」で11時からありました。一番人気があるのは何といっても、ビンゴゲームです。私はウサギの縫いぐるみをいただきました。
こんな可愛いうさちゃんをもらって大満足です。その他にも欲しいものがたくさんありました。入会されていない方を二人も誘って参加してくださった方もありました。
年金者組合が他の会と違うところは、暮らしやすい社会にするために運動もする団体であることではないでしょうか。政府は、今年の年金から、引き下げることを決めました。また、支給年齢の引き上げも行います。22首の川柳の中で「若い頃、こんな世の中になるとは夢にも思わなかった」という意味の歌を詠まれた方もありますが、まさにそうではないでしょうか。即興なのによく読めるなあと感心しました。

午後、2時から、介護保険の策定委員会を傍聴しました。今年から第5期の介護保険が始まります。保険料をどうするのか、サービスをどうするのか、議論されました。
保険料については、委員さんの中から、低所得者にとって介護保険料は大変負担が重い。収入の高額の人に頑張ってもらうようにしてはどうか。サービスについては、在宅で不自由な暮らしをしている現状を何とかしなければならない。グループホームの増設が必要ではないか。傍聴している石橋議員と”そう、そう、ご尤もです。”と顔を見合わせてニッコリ。私たちが、これまで要望してきたことが大勢の意見になりました。

市の担当者は、「皆さんの意見をもとに提案準備にかかります。」 次回も傍聴します。

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