雑記帳

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淀江地域審議会で高城(コソン)郡との姉妹都市解消の説明を聞く

12年1月15日 | 雑記帳

淀江町と韓国高城(コソン)郡との関係は、1996年に始まり、町民、役場職員が活発に交流していました。交流員が講師になり韓国語講座も開かれていました。、何年か前、友人と二人で大山に行った時のことです。博労座の観光会館で彼女が韓国語の説明を読むことに驚きましたが、後になって、友人も韓国語講座に通ったので読めるようになったとききました。合併後、交流員も見かけなくなり、韓国語講座も継続が困難になったと聞きました。以前には、町民の訪韓も何度かあったと聞いています。今日の知らせを聞いて、寂しく思われた方もたくさんあるではないでしょうか。国と国との付き合いは、通じ合えないことも多々あるのでしょうが、乗り越えられない理由が、淀江町の合併によるのであれば、合併後の米子市の努力が問われます。市の説明では、2010年には、15周年を迎えることから、今後の交流について担当課長宛てに文書を送ったが返事が来なかった。2011年、市は企画部市民自治推進課長以下3名が高城郡庁を訪問し、交流の意思がないことを確認したので、解消するというものでした。県を上げてアシアナ航空を支援しながら、米子市ではこれまで築いてきた友好関係を解消するという、皮肉なことが起きています。淀江支所には、コソンから贈られた品々と協定書が空しく置かれています。

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あまりの晴天に明日が恐ろしい!

12年1月9日 | 雑記帳

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1月8日(日) 年始の荒れはどこえやら、今日は快晴になりました。
大山は、晴れ姿をすそ野まではっきりと見せてくれました。
近くまで行きたいと思いながら、バスの中から、日野橋の交差点で撮りました。
私だけではなく、携帯電話から、ぱちぱち写す人もありました。
どうして、こうも大山は、私たちの心に癒しを与えてくれるのでしょうか。

福島にも、宮城にも。岩手にも、大山のように、人々を癒し、勇気づける山や川があることでしょう。
そうした故郷があっても、いまだに帰れない、もう帰ることをあきらめている、若い世代が半数もあったと、
アンケート報道を知りました。生活の基盤も、その上に心の支えを失った人のことが思われます。

原発の耐用年数を政府は、40年とも決めたような報道もありますが、
被爆すれば、何代にもわたって、影響を受け続けることになります。
事故が起きないという「安全神話」は崩れ去りました。
今年は、声を大にして、将来を生きる子どもたちに代わって反対の世論を強めようと思いました。

エルモール商店街で消費税増税反対署名の行動を共に

11年12月25日 | 雑記帳

12月24日 雪交じりの昼時、商店街の署名行動に参加しました。
熱心に書いてくださる人もありましたが、忙しく通り過ぎる人の方が多くて、関心の幅がとても広いことを感じました。
中には、「消費税増税に賛成しています」、という方がおられたりして驚きました。世論は、まだ低いのではないでしょうか。
政府が、消費税しか財源がない というような宣伝に惑わされておられるのではないでしょうか。
必要以上に税金を優遇されている大企業や、大富豪に、正当な課税をすれば、国民の生活費にまで税金を掛けなくても、社会保障は維持できるということなど、もっと広める必要を感じました。

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柿に雪が積もりました。

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クリスマスらしく雪になって

11年12月24日 | 雑記帳

12月22日 (冬至)、12月議会が今日で終わりました。最終日にはすべての議案について採決が行なわれましたが、今回は、陳情の中で特に、島根原発の再稼働反対の陳情に賛成討論する議員が多く活発でした。
私は、本会議の前に行われた、市民福祉委員会で否決された4件の陳情の採択を求めて討論しました。1つは、冬季に流行する乳児のロタウイルス胃腸炎のワクチン補助をもとめる陳情でした。今年7月に国はワクチンを認証しましたが、予防接種になっていないため、任意接種で受けると3万円もかかります。国が予防接種に組み入れるまで、費用の助成を求めるものでした。2つには、一本は、介護保険の改善を求める内容、もう一本は、要支援など軽い判定を受けた人を介護サービスから外し、「総合事業」に移し、有償ボランティアなどの安上がりのサービスにしようとする国の政策に米子市が従わないことを求める陳情です。要支援と認定された方が現在、ヘルパーの助けがあって在宅生活が出来ていること、これを外されれば、困難になる、という声と、600筆の署名に寄り添うことを求めました。3つは、「社会保障と税の一体改革」に反対を求める陳情です。、「社会保障と税の一体改革」は、政府・与党が段階的・連続的に社会保障を削り、消費税を増税することがいよいよはっきりしてきました。医療、年金、介護、保育、生活保護などあらゆる分野で行うものです。消費税が経済を冷え込ませ、どれほど国民生活を苦しめているか、、消費税は、低所得者に最も負担を重くする税金であり、社会保障の財源には最もふさわしくない税金ではないでしょうか。地方自治体は、国の悪政に防波堤となって住民のいのちと暮らしを守ることが使命です。と訴えましたが、賛成は共産党だけでした。
なぜ、多くの議員は陳情に応えようとしないのでしょうか。議会が動かないのが一番の問題です。誰のために議会に出ているというのでしょう。か。

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ネオンが美しく、つい、パチリとシャッターを切りました。少し寒いのですが、あちこちと狙って撮りました。でも、ちょっと、、、ネ、。

12月18日 「米子9条の会」主催で、安斎育郎さんの「核兵器と原発」の講演を聴きました。特に、印象に残ったのは、「子どもへの放射能被曝について、臓器の大きさによって被爆の被害が異なるということでした。改めて勉強しなければと思いました。

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12月23日 霙交じりの中、鮮やかな彩りのラディッシュも白カブも御近所の方からいただきました。新鮮な野菜など寒さも厳しい被災地ではどうでしょうか。遅々として進まない対策。東電も国にもいらいらします。年末も新年も返上して人らしい暮らしを補償をさせなければなりません。

明日、12月24日は、消費税増税反対の署名行動に参加します。風邪などひかないでくださいね。

初めての方から便りをいただいて

11年12月14日 | 雑記帳

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12月13日 荒れる前だからでしょうか、今日は陽が照り、気持ちのよい一日でした。
午前中は、行財政改革調査特別委員会に出席しました。合併後の5年間と今後の5年間、計10年間の実質収支など当局の説明を受けました。また、来年の4月から、生活保護の調査に時間がかかっている現状打開のため1つの係を作ることが示されました。
私は、調査とは、何を指すのか、今、受付から、保護の決定に1月近くかかる場合があるが、その決定が速くなるのか、また、保護受給者の支援が充実するのかと尋ね、ケースワーカーの増員こそ必要ではないかと提案しましたが、人数は定数に足りているという答弁でした。

先日の10日、(土)、ボランティアガイドの県外研修に行ってきました。四国方面、淡路島の五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡です。研修は3年ぶりです。いつも議会の準備であたふたとしていましたが、都合をつけて参加しました。カメラを忘れてしまって、様子をお見せできないのが残念です。遺跡は、妻木晩田と同じ、弥生時代後期のものです。23棟の竪穴住居の内12棟が鉄器の鍛冶工房という珍しい遺跡です。10メートルの円形のごっさ鉄器工房では、実際に麻袋のふいごでタン・トンと鉄を加工しておられました。いささかガスには参りました。平成19年、20年で発掘されました。この遺跡を残し、活用しようと地域の皆さんは遺跡が発掘された元の場所にきれいな花をぎっしりと植えておられました。自然の中に遺跡が息づいているようでした。

昨日、中国電力と原発の安全協定を結ぶのかどうか、米子市議会全員協議会が開かれました。
議長は、採決ではないが参考までに、皆さんの意向を知りたいといって、賛成の挙手を求めました。
結果は、新聞の予測通り、協定に多数が賛成しました。反対者は共産党の3名と他4名。
討論した私は、「3月11日までは、原発事故について警笛を発した学者の意見は、原発利益共同体とマスコミによって国民には一切知らされてこなかった。福島原発事故で、初めて、原発を廃炉にしなければ安心して住めないことが分かった。10年、20年後に、あの時の市議会は、どうして、止められるのに止めなかったのかと、問われる。廃炉を求める強い意志で協定には向かうべき、急いで協定を結ぶべきでない」と意見をのべました。

今日は、遺跡の研修に行ったガイドの伯耆町の松本さんから、初めて便りをいただきました。
手づくり新聞に投稿された「福島第1原発事故に思う」を読ませていただきました。
フィンランドでは、自国の核廃棄物の最終処分場の建設が始まり、2020年には完成させるとしている。地下430mに10万年から20万年の間保存するという計画だそうだす。
松本さんは、絶対安全・安心という原発推進派には、原発は東京の都心や大阪の南港等に建設し、核のゴミは国会議事堂の地下深く埋めることを提案したい。と結んでおられます。

昨日は、立ち止まって原発依存を見直す重い1日でした。事前了解や立ち入り検査もない協定に賛成することは結果として、中国電力に、島根原発の再稼働を許すことにつながります。

傍聴に駆けつけていただいて

11年12月12日 | 雑記帳

12月6日の午後、雨模様の中を議会傍聴に駆けつけてくださった方がありました。
私は、市長に3つの項目を質問しました。

1つは、「子ども・子育て新システム」に反対の立場で数々の問題点を取り上げました。
2つには、社会保障と税の一体改革の名で改悪されようとしている医療問題について
3つには、産廃最終処分場建設計画と放置されたままの不燃残渣の撤去を求めて
住民の暮らしを守るため、国に対して反対すべきではないか、また、産廃最終処分場については、影響を受ける危険性のある住民全体への説明と合意を原則とすることを求めました。

子ども子育て新制度は、これまでの国と自治体の責任で保育に欠けた子どもに保育を受けさせる制度から、親の責任で保育所を探し、契約し、自治体は保護者の労働時間によって保育認定を行うだけとなり、公的責任が後退することだと質しました。子どもの貧困が大きな社会問題になっています。国連の子どもの人権宣言は、「最善の利益」の中で幼児期を過ごさせるのが国の責任だとしています。新システムは、子どもや保護者のための制度ではありません。保育を市場任せにするものです。地方から国に反対の意見をするよう求めました。

社会保障と税の一体改革の中身は、社会保障の削減と消費税増税です。
外来窓口で診察1回、100円の負担増を課し、受診抑制するものです。
混合診療は、保険以外の自由診療を許し、保険制度を崩し、金持ちと金のない人に医療格差を生じるので許せない。
保険では対応しない免責制度を導入すれば、保険制度が崩れる。
高齢者集め名前だけの国保を作っても、中身は後期高齢者制度と変わらない。高齢者は医療費を無料にすべきだ。
社会保障を削減し、消費税を増税する「一体改革」は絶対容認できない。反対をするよう求めました。

産廃最終処分場建設計画については、地域の住民の皆さんにアンケートをお願いしました。
多くに皆さんが環境汚染を心配しておられました。事業者がまだ決まらないということでしたが、
影響を受けるのは、6地区に限らない、関心のある住民の参加を認めるよう求めました。
最後に、一般ごみの最終処分場に仮置きされている不燃残渣の撤去を求めました。
市長は、関係者が同じテーブルについて協議するため働きかけると約束しました。
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不燃残渣にネットが掛けられたまま、放置されています。

淀江中学校の文化祭に

11年11月7日 | 雑記帳

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11月6日 淀江文化センターで行われました。合唱コンクールでは3年A組が優勝しました。全校でただ1クラスだけ歌うことを許されたのですが、表彰後の歌声は感激のあまり泣き出す生徒もあり、指揮者と伴奏者がとても苦労していました。この感激を忘れないで明日からまた、力強く、優しく成長してほしいものです。

丁度、休憩となった時に、私の前をどこかに幼さを残した男子生徒が通り過ぎました。この子たちの時代はどうなるのだろうか、平和で安心して生活できる世の中だろうか、と不安がよぎりました。

原発の再稼働問題や関税の撤廃、消費税増税問題、これらを強行しようとする今の政府はとても国の明日を考えていないと思えてなりません。
私は、あどけないこの子どもたちを守る大人の責任を強く感じながら家に帰りました。

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