雑記帳
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5月14日 鳥取市のホテルで開かれた、講演会を聞きました。鳥取県の平井知事が、1月に雪花祭りで訪韓した際、江原道知事からこの話が提案されたそうです。
彼女は、終戦の時、小学校5年生だったそうです。聡明で日本語も自由自在でした。あらかじめ、まとめた文章をすらすらとまるで日本人であるかのように、そして意味ある言葉は丁寧に話されました。
医療や教育、福祉など生活の現場にかかわり、また詳しい女性参加が進まなければ、政治を変えることはできない。韓国の14%に比べて日本の女性政治参加は9%です。お隣がこう低くては困ります。政治参加をやりやすくするには、大きな効果は、法律を変えて、比例選挙制度を導入したことがあげられます。これによって、女性の進出が可能になりました。クオーター制をとったから、達成できました。
政治参加は、政治家になることだけではありません。関心を持ってくらしていくことも大変大事なことですと結ばれました。
5月18日 ふるさと淀江の作家達
淀江文化センター10周年事業で 画家の国頭 繁次郎さん、書家の森田尾山さん、パッチワークの浅田重子さん、現代フォトの松原幹夫さんの合同作品展が開かれました。最終日に、見させていただきました。国頭さんの息子さんから、お父さんの思い出を、浅田さんの作品は、婦人会活動を共にされた方から、パッチワークに他の人の言葉を利用させていただいたときには最後に「書く」をつけるなどご本人から聞いているなど。また、現代美術の油彩を見る思いの写真家の松原さんは、「説明をしましょうか?」といって廃船やクレーンを撮影したと作品の種明かしをしてくださいました。こんなこと、何処でもできることではありませんよね。地域を愛する心がそうさせている、そう思いました。
多くのボランティアの皆さん、長期に有難うございました。薄茶に添えられた真名井のよもぎもちもおいしかったですよ。後片付けで、ニシキギをいただき、芍薬の花に添えていけました。会場での撮影は勿論一切できません。帰りに、旧淀江庁舎の玄関前にある、大山町の入江 甲さんの女性像を写して帰りました。
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5月11日 鳥取県民主医療機関連合会主催の医学生の集いで、1980年生まれ、長崎市出身、27歳の福田衣里子さんの講演を聞きました。彼女は、広島修道大学人文学部に在学中の2001年にC型肝炎であることを知り、インターフェロンなどの苦しい治療を受けられました。現在は健康で長時間の講演も立ってお話をされました。04年には、九州訴訟に実名で参加しておられます。
彼女は、和解が成立したけれど、ほんの一部の人です。カルテや証拠となるものがないため、これではほとんどの人が救われません。C型肝炎は医療事故によってかかったものであり、企業と国の責任です。薬害にかかっていない皆さんにできることは、私達の声を聞き、広め、国に対しての力をお貸し下さい。いろいろな事情で原告になれない気の毒な人もあります。私は、家族の理解が得られ勇気をもって原告になりました。薬害肝炎の最後の人まで救われて、安心して医療が受けられるようになるまで、体の続く限り国会でも何処にでもいってお話します。厚生省は、口約束では何もしません。と結ばれました。知り合いの淀江町の方に是非聞いていただきたかったので案内はさせていただきましたが、農作業が忙しいためおいでになれませんでした。
近所にアンネのばらが咲きました。
原告の福田衣里子さん
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4月23日 先日、偶然出合ったお師匠さんとお弟子さんから、生田流筝曲と米子管弦楽団アンサンブルとのコンサートに誘われました。夜、7時に公会堂だというので、一瞬迷いましたが、私の生まれ故郷の方達ですし、さくら、さくらを習ったこともあり、春の宵にふさわしい過ごし方だから行く、と決めました。彼女は、小学校の頃から、定年を迎える年まで、よくぞ先生を慕って続けられたこと。先生も元気でよかったなーと思います。ちなみに筝の右端がお弟子さんで1人置いて菊窓郁子先生です。演奏が始まると、たちまち昔が思い出され、当時の家の並びまで浮かんできました。 ほんとに、よい音色です。淀江のコーラスがあるので、1時間ばかりでしたが、鑑賞させていただきました。至福のひとときでした。
黄金色の八重ではなく、質素な一重の白い山吹が咲きました。
4月11日 新婦人と米子民商婦人部の方と共に、市教育委員会に対し、就学援助の改善を求める交渉を行いました。
米子市は財政難だからという理由で、これまでの生活保護費の1,3倍としていた基準を、平成19年度に1,2倍に引き下げました。引き下げたにもかかわらず、就学援助を受ける生徒が逆に増えています。(18年度、16,3%。19年度、17、0%)。これは、貧困家庭の増加に他なりません。基準からはみ出た家庭は、所得も上がっていないわけです。就学援助が切られ、大変深刻な事態になっています。
せめて、鳥取、境、倉吉市の1,3倍までに戻すようにと要望しました。
昨年は、義務教育における給食費未納家庭の増加問題を、「払えるのに払えない家庭」ということを特に取り立てたマスコミもあり、一部の新聞を除いては、こうした貧困家庭の増加の原因についてクローズアップしませんでした。
今後求められるのは、他市並みに基準を引き上げることと、給食費未納家庭の現実を微細に見たうえでの対応が、なされなければならないと思います。
奥出雲の桜 担当者に要望する市民
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今日、4月1日。 ガソリン税などに、上乗せされている暫定税率が、1974年に創立以来、34年ぶりに期限切れしました。何処まで上がるのかと、暗い気持ちから、ほっとした喜びに変わりました。しかし、政府・与党は、暫定税率を復活させるため、ガソリン税等の暫定税率10年間延長を盛り込んだ租税特別措置法改定案を参議院送付から、60日がたつ4月末以降に、衆議院で再議決することをほのめかしています。そうはさせない、国民世論がますます大事だと思います。
竣工したばかりの、米子市立給食センターを視察しました。これからは、子ども達の給食が民間の調理員さんによってつくられます。
コロッケなどを揚げる機械( 専用の部屋で自動コンベアによる)
場所 米子市大谷町 旧日本通運
構造 鉄骨造り一部2階建て
建築面積 2,033.88m2
調理食育数 4,574 食 /日
仕様 ドライシステム
厨房方式 オール電化
建築費 9億5,161万円
配送校 小学校 9校 (明道、義方、就将、車尾、福生東、福生西、福米東、福米西、住吉)
開始 4月 11日
調理に携わってきた市の職員は、ほとんどが配置転換され、なれない仕事につきました。その結果、これまで培ってきた知識や経験を失いました。新に、食育、地産地消、食の安全など、今後に生きる子ども達の教育としての給食をどう充実させていくのか、ますます大変な時期を迎えます。
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3月15日 「 いのちを育む給食を考える会」がふれあいの里で講演会とシンポジュームを開きました。榎本岩美町長がパネラーとして出席してくださり、地元は勿論、鳥取方面からも多数参加されました。こうした勉強会をもっと早くしていれば、民営化を防げたかもしれないと思いました。講演された吉田真里子さんは、本も出しておられ、「いのちをはぐくむ学校給食研究会」の代表者です。お話で、「何のための給食か、給食は、単においしいというだけではなく、地域の後継ぎを育てる大きな仕事、健康な体と心をつくるには、豊な食生活が影響する。五感の発達に合った本物の味を覚えさせ、地産地消、伝統料理、旬の野菜の栄養価など自然に生きる力、食物の安全なども身に付けさせる総合教育」と話されました。今後、私達はどんなことができるのか。継続は力なりでしょうか。
岩美町長は、自信に満ちて生き生きしておられました。この会に集まった方達は、皆、応援しています。これがオーラを発していたのかもしれませんね。